「呆れが礼に来る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
呆れが礼に来る
【読み方】
あきれがれいにくる
【意味】
呆れ返った上におつりがくる。
なんていうか、驚きと感謝が一緒に来て、もう言葉にならへんほどのことが起きた、ってことを言ってるんやな。これは深いな。
【語源・由来】
呆れることを誇張していう語。
「呆れが礼に来る」の解説
「呆れ返った上におつりがくる」っていうことわざはね、本当に驚いたり、びっくりしたり、あきれたりすることを強調するために使うんだよ。
言葉のイメージとしてはね、お店で買い物をした時に、1000円札で500円の商品を買ったら、おつりが500円もらえるでしょ?それと同じように、驚きや呆れの感情が1000円分あって、それを全部使い切ってもまだおつりがくる、つまり余りすぎるくらいに驚いたり呆れたりするっていうことを表しているんだ。
例えばね、「彼の行動には本当に呆れ返った上におつりがくるほどだよ」とか、「そのニュースを聞いて、呆れ返った上におつりがくるほど驚いた」なんていう風に使うんだよ。これで「ものすごく驚いた」や「本当にあきれた」っていう感情を強調して表現できるんだよね。
「呆れが礼に来る」の使い方
「呆れが礼に来る」の例文
- あれほど言ったのに、呆れが礼に来る。
- よくもまあ、そんな品のないことができるものだ。呆れが礼に来るわ。
- これだけ資金を投入させておきながら、結果はそれか。呆れが礼に来る。
- 君の愚かさには呆れが礼に来る。
- 呆れが礼に来るとか、開いた口が塞がらないとか、いろいろあるが、君にはほとほと愛想が尽きたよ。