「雨に濡れて露恐ろしからず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
雨に濡れて露恐ろしからず
【読み方】
あめにぬれてつゆおそろしからず
【意味】
大きな災難にあったものは、少々のことでは難儀に思わないこと。
「雨に濡れて露恐ろしからず」ということわざは、大きな困難や災難に遭った人は小さな困難を恐れないということを表しているんだよ。
つまり「大変な経験をした人は、ちょっとした困難なんて怖くない」ってことやな。
雨に濡れたり、露にぬれたりしても、それは大したことないっていうことを言ってるんやな。大きな困難や災難に直面した経験がある人は、小さな困難に対しては恐れを抱かないってことを教えてくれるんやな。
【語源・由来】
雨に濡れてしまった後は、露に濡れても平気だという意から。
【類義語】
・濡れぬ先こそ露をも厭え
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「雨に濡れて露恐ろしからず」の解説
カンタン!解説
「雨に濡れて露恐ろしからず」っていうことわざはね、大きな困難や苦難を経験した人は、それよりも小さな困難や苦難を恐れないということを表しているんだよ。
たとえば、雨に濡れてしまったり、露に濡れてしまったりすると、少し不快な気持ちになるかもしれないけど、それほど大きな問題ではないよね。
このことわざは、大きな災難や困難を経験した人は、それよりも小さな困難にはあまり恐れを抱かず、逆に克服しようとする心を持つということを教えてくれるんだ。
つまり、「雨に濡れて露恐ろしからず」は、大きな困難に直面した経験がある人は、それに比べて小さな困難を恐れず、積極的に取り組んで乗り越えることができるという教訓を伝えているんだ。
「雨に濡れて露恐ろしからず」の使い方
健太くんは暗所恐怖症じゃなかったっけ?
先日の大停電で真の闇を経験してから、雨に濡れて露恐ろしからずと思うようになったんだ。
克服したのね。
そうなんだ。暗い所はもう怖くないよ。
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「雨に濡れて露恐ろしからず」の例文
- あれだけひどい目にあったんだ。雨に濡れて露恐ろしからずで、もう怖いものなしだ。
- 雨に濡れて露恐ろしからずというが、あの経験の後は、少しのことでは動じなくなった。
- 大きな災難に見舞われ、雨に濡れて露恐ろしからずとなった。
- 禍を乗り越えた健太くんは、雨に濡れて露恐ろしからずという感じで、無敵状態だ。
- 雨に濡れて露恐ろしからずで、昔の僕なら大変なことだと思ったかもしれないが、今の僕には瑣末なことに思える。