【ことわざ】
危ない橋を渡る
【読み方】
あぶないはしをわたる
【意味】
危険だと分かっていて、あえて実行することをたとえている。
【語源・由来】
今にも腐り落ちそうな吊り橋を、危険だと知りながらあえて渡ることから転じてきている。
【類義語】
・剣の刃を渡る
・危ない枝に上がらねば熟柿は食えぬ
・枝先に行かねば熟柿は食えぬ
・虎穴に入らずんば虎子をえず
・危ない橋も一度は渡れ
・危険な橋を渡る
【対義語】
・石橋を叩いて渡る
・石橋に鉄の杖
・念には念を入れよ
・浅き川も深く渡れ
・転ばぬ先の杖
【英語】
・stick one’s neck out.
・Skating on thin ice
・go out on a limb
【スポンサーリンク】
「危ない橋を渡る」の使い方
明日は期末テストだけど、試験勉強ちゃんとした?
うん!僕の華麗なる推理に基づいた計算のもと、ヤマを張って勉強したから問題ないよ!
健太君って一番数学苦手なのに、なんでそんな危ない橋を渡るようなことをするの?
ともこちゃんそんなこと言わないでよ。
【スポンサーリンク】
「危ない橋を渡る」の例文
- 自分がまだ泳げないのに、プールの深いところに入るのは、危ない橋を渡るような行為だから、気をつけないといけない。
- 期限が迫っているプロジェクトにおいて、未確認の技術を導入することは、危ない橋を渡るような行動だが、成功すれば大きな成果が得られるだろう。
- あいつは金に対して貪欲だから、金のためなら危ない橋を渡ることもいとわない。
- 大切な発表会で、練習不足の新しいダンスを披露することは、危ない橋を渡るような挑戦だ。
- 彼は危険な投資案件に参加して、大金を賭けることになったが、まさに危ない橋を渡る行為だった。
- 若い時に出来心で危ない橋を渡ってきたが、今思えば若気の至りである。