「鮟鱇の待ち食い」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
鮟鱇の待ち食い
【読み方】
あんこうのまちぐい
【意味】
努力しないで利益を得ようとすること。
「鮟鱇」は、体は平たく口が大きい深海魚。
要領のよいものをからかう時に用いる。
「鮟鱇の待ち食い」ということわざは、何もしないでただじっと機会を待ち、そこから利益を得ようとする行為を指すんだ。
あー、それはつまり、「働かずに得ようとする行動は良くない」ってことを教えてくれてるんやな。
機会をじっと待ってええことが舞い込むのを待つよりも、自分で行動を起こして結果を得るほうが大事ってことやな。これは、「働くことの大切さ」を伝える言葉やな。
【語源・由来】
鮟鱇は向うから来る小魚を待ち、大きな口でひとのみにすることから。
【類義語】
・鮟鱇の日和見
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「鮟鱇の待ち食い」の解説
カンタン!解説
「鮟鱇の待ち食い」っていうことわざは、自分からは何もしないで、じっとチャンスや機会が訪れるのを待つ行動や、そういう人のことを指すんだよ。
鮟鱇っていう魚は、大きな口を開けてじっとして、小さな魚が自分から口の中に入ってくるのを待つんだ。だからこのことわざは、その魚の行動を見て作られたんだよ。
例えば、宿題を自分でやるのではなく、友達が答えを教えてくれるのを待つような行動や、自分からは働かずに運が良くなるのを待つような人を、「鮟鱇の待ち食い」っていうよ。でもね、じっと待っているだけでは、なかなか良い結果は得られないんだよね。自分で行動することが大切なんだよ。
「鮟鱇の待ち食い」の使い方
健太くんは自分で動かないわね。
基本待ちの姿勢だからね。
なんだかんだうまくいっているんだから鮟鱇の待ち食いよね。
人生案外楽勝だよ。
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「鮟鱇の待ち食い」の例文
- 人のおこぼれで成功するなんて鮟鱇の待ち食いだな。
- 鮟鱇の待ち食いでここまで会社を大きくするとは、相当ラッキーなことだよ。
- あちらから来るチャンスを待っているだけで取りに行かない健太くんは、まさに鮟鱇の待ち食いだ。
- 努力せずにここまでになるとは。鮟鱇の待ち食いじゃないか。
- 鮟鱇の待ち食いで出世できるとは要領が良いなあ。