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【蟻の穴から堤も崩れる】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語)

蟻の穴から堤も崩れる

「蟻の穴から堤も崩れる」の意味(語源由来・類義語・英語)

意味【ことわざ】
蟻の穴から堤も崩れる

【読み方】
ありのあなからつつみもくずれる

【意味】
わずかな油断や手違いで重大な物事が駄目になること。

ことわざ博士
「蟻の穴から堤も崩れる」ということわざは、少しの不注意や油断から大きな問題が生じる可能性があることを教えているんだよ。
助手ねこ
そうなんや。要は、「ちっぽけなことでも気をつけんと、大事なことがおかしくなるかもしれへんで」ということやな。

蟻の穴みたいにちっさいことから、大きな堤防が崩れるっていう恐ろしい事態になるんやな。これは、小さいことでも油断せんでちゃんと対処することの大切さを教えてくれてるわけやな。

【語源由来】
頑丈に築いた堤防も、小さな蟻の穴が原因となって崩壊することがあることから。

【類義語】
・大山も蟻穴ぎけつより崩る
・大船も小穴から沈む
・油断大敵

【英語】
For want of nail the shoe is lost,for want of a shoe the horse is lost,for want of a horse the rider is lost.(釘一本がないために蹄鉄がなくなり、蹄鉄がないために馬が使えず、馬がだめになったために乗っていた人がだめになる)

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「蟻の穴から堤も崩れる」の解説

カンタン!解説
解説

「蟻の穴から堤も崩れる」っていうことわざは、ちっちゃな油断や気を抜いた瞬間から、大きな問題が起こることを教えてくれるんだよ。

たとえば、巨大な堤防でも、蟻が作ったちっちゃな穴が始まりで、その穴がだんだん大きくなって、結局、堤防全体が壊れてしまうことがあるんだ。これと同じように、小さなミスでも、それが大きなトラブルに発展することもあるっていうこと。

このことわざは、大事なことは小さなことから始まるし、小さなことをしっかりと注意して、しっかりと対処すれば大きな問題を避けることができる、っていう大切な教えを伝えてくれるんだよ。だから、小さなことでもしっかりと注意して、全力を尽くすことが大切なんだね。

「蟻の穴から堤も崩れる」の使い方

ともこ
健太くん、今のところ大差で勝っているけど、試合が終了するまで、蟻の穴から堤も崩れるという言葉のように、気を抜かないで。油断したら逆転されるわよ。
健太
うん。大丈夫。油断なんかしないよ。
ともこ
さあ、勝ちを決めて、先生のおごりで焼肉に行きましょう!
健太
おー。がんばるぞー。
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「蟻の穴から堤も崩れる」の例文

例文
  1. 少しの懸念でも排除しておかないと蟻の穴から堤も崩れるという言葉のように計画が失敗する結果になりかねない。
  2. あの社員を今のうちにくびにしておかないと、蟻の穴から堤も崩れるというように、彼のせいで会社が倒産するかもしれないぞ。
  3. 大した影響はないだろうと、通信代を気にしないでいたら、蟻の穴から堤も崩れるというように、いつの間にか家計を圧迫し破たんしそうなまでになっていた。
  4. 蟻の穴から堤も崩れると言うように、小さなミスも無視できないよ。
  5. 蟻の穴から堤も崩れるという言葉があるが、小さな症状を無視していると、大きな病気につながり死ぬことになるかもしれないよ。

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