「足が鈍る」の意味
【慣用句】
足が鈍る
【読み方】
あしがにぶる
【意味】
歩く力や走る力が低下する。
つまり「歩いたり走ったりする力が弱まる」か、「どこかへ行きたくないと思う」ってことやな。
足が前に進みたくないと思う感情や、体力が落ちて足が動かない状況を言うんやな。
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「足が鈍る」の解説
カンタン!解説
「足が鈍る」っていう表現はね、簡単に言うと、走ったり歩いたりする力がだんだんと弱くなってくる、または行きたくない場所へ行くときに、わざと歩く速度を遅くする、っていう意味だよ。
例えば、公園でずっと走り回って遊んでいて、疲れてきたからもう走れない、とか、歩くのもキツイ、っていうときに使うんだ。「うーん、もう足が鈍ってきたなぁ。休憩しようかな。」っていう感じさ。
それともう一つ、行きたくない場所に行かなきゃいけない時に、わざと足を遅くするって意味もあるんだ。たとえば、「明日、歯医者に行かなきゃ…でも怖いなぁ。」って思ってるときに、いつもよりゆっくりと歩いてしまうような感じだよ。これも「足が鈍る」って言うんだね。
「足が鈍る」の使い方
夏休み中、家にこもってゲームばかりしていたから足が鈍ったなあ。
あら、そういえば、ちょっと体が太って丸くなったんじゃない?
ええっ。本当に?それは、大変だ。大至急、運動して解決しないといけない。
そんなに焦るくらいなら、太る前に運動すればよかったのに。
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「足が鈍る」の例文
- 骨折して、長期入院していたので、治って退院するとき、足が鈍って、上手に歩くことができなかった。
- 子供の運動会で、久しぶりに運動場を全速力で走ったら、足が鈍っていて、足がもつれて転びそうになった。
- ソフトボール大会の人数が足りないから出てほしいと頼まれて出場したが、運動するのが二十年ぶりで、足が鈍っていて足手まといになってしまった。
- 皇居ランナーの仲間入りをしようとウェアとシューズを新調して走ってみたが、あまりにも久しぶりに走ったので足が鈍り、とても疲れた。
- 若かりし頃は、マラソン大会では上位入賞者に入っていたが、今は足が鈍り、地下鉄の階段を駆け上がることすらできない。
また、行きたくない場所への心情を表すこともあるよ。