「足が遠のく」の意味
【慣用句】
足が遠のく
【読み方】
あしがとおのく
【意味】
疎遠になる。行きつけだった所に行かなくなる。
「足が遠のく」という表現は、以前はよく行っていた場所にだんだんと行かなくなることを指すんだよ。
つまり、前はよく行ってたお店や友達の家に、最近はあまり行かなくなったってことやな。あんまり遠くない場所でも、行かなくなったら足が遠のくって言うわけや。
これは、行動が変わった結果、あんまり行かなくなったことを表してるんやな。
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「足が遠のく」の解説
カンタン!解説
「足が遠のく」っていう表現はね、自分の足が目的地からどんどん遠ざかっていくイメージからきているんだよ。つまり、以前はよく行っていた場所に、最近ではあまり行かなくなってしまった、っていう意味なんだ。
たとえば、学校が夏休みに入って、学校に行くことがなくなったとき、友達に「学校に足が遠のいてしまったね」と言うことができるよ。これは、「学校に行くことがなくなって、足が自然と学校から遠ざかってしまった」という意味になるんだよ。
この表現は、自分の行動や習慣が変わって、以前はよく行っていた場所や人に会うことが少なくなってしまったときによく使うよ。それは、自分の意志で遠ざかったわけではなく、なんとなくそうなってしまった、というニュアンスを含んでいるんだね。
「足が遠のく」の使い方
駅の東側に新しいスーパーができてから、駅の西側へは足が遠のいたって母さんが言っていたよ。
私もそうよ。そのスーパーの上に図書館ができたから、あまり西側にはいかなくなったわ。
みんな足が遠のいて、駅の西側へ行かなくなったら、西側にある百貨店はとても困るだろうね。
もうすでに百貨店は困っているみたいで、きれいに改装しているらしいわよ。
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「足が遠のく」の例文
- 卒業して年月が経ち、顔見知りの先生がいなくなると母校へも足が遠のいてしまった。
- 怪我をしてからサッカーへの情熱が冷めて、サッカー教室へも次第に足が遠のいていった。
- あれほど繁盛していたお店だったのに、たった一度の食中毒事件のせいで、客の足が遠のき閉店してしまったそうだ。
- あのショッピングモールから、大好きだった飲食店が撤退してからは、めっきり足が遠のいている。
- 大学を卒業してから、大学のある町からすっかり足が遠のいてしまっていたので、今日は久しぶりに足を運び、変わらない街並みに懐かしさを感じる。