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【足下の明るいうち】の意味と使い方や例文(慣用句)

足下の明るいうち

「足下の明るいうち」の意味(語源由来)

意味

【慣用句】
足下の明るいうち

【読み方】
あしもとのあかるいうち

【意味】
日の暮れない、足下が見える明るいうちにという意味で、手遅れになって立場が悪くなる前に、早めに策を講じるべきだということ。

ことわざ博士
「足下の明るいうち」という言葉は、自分が不利な状態に陥る前や、手遅れになる前に行動することを勧める意味があるんだよ。
助手ねこ
つまり、「まだ問題が小さいうちに解決しとけ」ってことやな。

大変なことになる前に、さっさと対策を練るべきやってことか。それは、先手先手!ってことやね。

【語源由来】
日が暮れて道などが見えなくならないうちに急いで行くというのが元来の意味。

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「足下の明るいうち」の解説

カンタン!解説
解説

「足下の明るいうち」っていうことわざはね、太陽がまだ落ちていなくて、自分の足元が明るく見えるうちに、すぐに行動しちゃうっていう意味なんだよ。

この言葉の元々の意味は、「夜になって足元が見えなくなる前に、早く行動を開始しましょう」っていう意味だったんだよ。

でも今では、これを少し広く解釈して、「物事が手遅れになる前に、早めに行動を起こすべきだ」っていう意味で使うことが多いんだ。

たとえばね、テストの勉強がたくさんある時に、最後の最後まで放っておいてから一気にやろうとすると、結局時間が足りなくなってしまうことがあるよね。でも、「足下の明るいうち」にちゃんと計画を立てて少しずつ勉強を始めると、テストの前にちゃんと全部覚えることができるんだよ。

だから、「足下の明るいうち」っていうことわざは、自分が困らないために、早めに行動を起こすことの大切さを教えてくれるんだよね。

「足下の明るいうち」の使い方

健太
あーあ、また追試かあ。面倒くさいなあ。
ともこ
また、テストの点数が悪かったの?
健太
そうなんだ。そして、あの先生はいつも僕に追試や追加課題を出すんだ。嫌がらせとしか思えないよ。
ともこ
あら。嫌がらせじゃないわ。先生は健太くんのことをあきらめていないってことよ。先生が健太くんを見捨てる前に、足下の明るいうちに先生の期待に応えるべきよ。
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「足下の明るいうち」の例文

例文
  1. 足下の明るいうちに、先の見えないこの危険をはらんだ計画から手を引くことにした。
  2. 足下の明るいうちに、この事業から撤退しないと、借金が重なり倒産につながる可能性もあるぞ。
  3. 足下の明るいうちに、さっさと帰った方が良いと思うよ。
  4. 足下の明るいうちに、彼とは縁を切ったほうが良い。
  5. 足下の明るいうちに、この企画をあきらめないと先々後悔することになると思う。