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【泡を食う】の意味と使い方や例文(慣用句)

泡を食う

「泡を食う」の意味

意味

【慣用句】
泡を食う

【読み方】
あわをくう

【意味】
突然のことに驚き慌てる。

ことわざ博士
「泡を食う」という表現は、本当に驚きのあまり慌てふためく様子を表しているんだよ。
助手ねこ
つまり、「えらいびっくりして、もうワケわからんってなる」ってことやな。

こんなに驚くと、自分でも思ってたよりも混乱することがあるんやな。

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「泡を食う」の解説

カンタン!解説
解説

「泡を食う」っていう言葉の「あわ」は、「慌てる」の「あわ」からきているんだよ。その「あわ」と、泡がブクブクと立つ様子をかけたんだ。泡がブクブクと立つっていうのは、すごく騒がしい、落ち着きのない状態をイメージさせるよね。

「くう」は、「肩透かしを食う」や「その手は食わない」などの「食う」と同じで、予想外の結果を自分が体験する、つまり「身に受ける」っていう意味だよ。

だから、「泡を食う」全体としては、「びっくりして慌ててしまう」っていう意味になるんだ。何か予期せぬ出来事が起きて、大慌てするような状況をこの表現で表すことができるんだよ。例えば、「試験の日に寝坊して、泡を食った」っていう風に使うんだよ。

「泡を食う」の使い方

健太
今日は、何の前触れもなくテストがあったから泡を食ったよ。あの先生はそんなことをしないと信じていたのに。
ともこ
突然のテストにも泡を食わないくらいに、普段から勉強をしていればいいのよ。
健太
それは、そうなんだけど。生徒の信頼を裏切ってはだめでしょう?
ともこ
先生のテストで泡を食ったからって、先生のせいにしてはいけないわ。
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「泡を食う」の例文

例文
  1. 突然、目の前のドアが開いたので、健太くんは泡を食って飛びのいた。
  2. ともこちゃんを置いて、健太くんは泡を食って真っ先に逃げ出した。
  3. 帰宅したらどろぼうと鉢合わせたが、どろぼうは泡を食って玄関に逃げ出し、あっという間にいなくなったので捕まえることができなかった。。
  4. 健太くんは指摘されるとは露にも思わなかったようで、泡を食って否定していた。
  5. 健太くんは、お化けみたいなものが見えたといって、お風呂から泡を食ってでてきた。