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【跡をつける】の意味と使い方や例文(慣用句)

跡をつける

「跡をつける」の意味

意味

【慣用句】
跡をつける

【読み方】
あとをつける

【意味】
①しるしをつける。跡を残す。
②後ろからこっそりついて行く。尾行する。

ことわざ博士
「跡をつける」は、痕跡を残すことや、ある人や車の後を秘密裏について行く、つまり尾行するという意味があるんだよ。
助手ねこ
つまり、「跡を残す」や「こっそりと誰かを追いかける」ってことやな。

何かを成し遂げた後に、証拠を残すとか、あるいは、人の動きを追うために、気づかれへんようについていくとか、そんな感じやな。探偵のように隠れて誰かの後をつけるイメージやね。

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「跡をつける」の解説

カンタン!解説
解説

「跡をつける」っていう表現は、「跡」と「つける」っていう言葉が合わさってできたものだよ。

「跡」っていうのは、何かがあった後の痕跡のことを言うよね。例えば、人が歩いた後の足跡や、車が通った後の車輪の跡なんかがそれにあたるよ。

それに対して、「つける」は、何かを置いたり、追加したりするときに使う動詞だよね。

だから、この二つの言葉がくっついて「跡をつける」っていう表現ができたんだ。これは、「人や車などの後をつけて行く」、つまり「尾行する」っていう意味になるんだよ。

例えばね、警察が犯人の後をつけて行く時や、探偵が人の動きを探るときにこの「跡をつける」っていう表現を使うんだ。

だから、「跡をつける」っていう言葉は、他の人の行動を密かに追う、つまり「尾行する」っていう意味だと覚えておこうね!

「跡をつける」の使い方

健太
ともこちゃん。何をしているの?
ともこ
私のお弁当を勝手に食べた犯人の跡をつけているの。
健太
・・・犯人は、何か跡を残していったの?
ともこ
犯人は、お弁当に入っていたケチャップを踏んでしまったらしく、赤い足跡が残っていたの。それで跡をつけてきたらそこに健太くんがいたってわけよ。健太くん。言いわけをする前に、足の裏を見せてくれるかしら?
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「跡をつける」の例文

例文
  1. その刑事は、昼夜を問わず容疑者の跡をつけて証拠をつかんだのだった。
  2. 初めて子供に買い物に行かせることにしたのだが、心配だったので、結局、子供の跡をつけた。
  3. 昨晩は雪が降ったから、犯人のたどった跡をつけることは造作もないことに思われたのだった。
  4. 人気のない路地に曲がる少女の跡をつける形で、怪しい男が続いて曲がったので、僕は怪しい男の跡をつけることにした。
  5. 彼は追跡者に跡をつけられないように、川の中を歩いて、足跡とにおいを残さないようにしたのだった。
  6. 犯人の跡をつけるなら、この犬も連れて行くと良いよ。