【慣用句】
脂が乗る
【読み方】
あぶらがのる
【意味】
仕事などの調子が出て、意欲的に取り組んでいる。
【語源・由来】
魚などの脂肪が増して味がよくなる意味から。
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「脂が乗る」の使い方

健太くん。最近、空手の調子がいいんじゃない?幼稚園の頃から十年位、空手をやっているから脂が乗ってきたのかしら。

いやあ、脂が乗るなんて、僕はまだまだだよ。

そうなの?空手の道は長く険しい道のりなのね。

そうだよ。ゴールの存在しない、ながーい道なんだよ。
「脂が乗る」の例文
- 彼は、最近お笑い芸人として脂が乗ってきたようで、話に切れがあって、調子がいい。
- 入社して五年がたち、ようやく仕事に脂が乗ってきたので毎日楽しくてしょうがない。
- F1ドライバーとして脂が乗りつつあった中での、突然の引退に、その理由を憶測するうわさが様々に流れた。
- テレビで見かけない日はないような二人の結婚は、お互いに脂が乗った頃だったこともあり、世間に衝撃を与えた。
- あれだけ苦労して、ようやく俳優として脂が乗ってきたところだったのに、こんな事件を起こすなんてもったいないことをしたものだ。