「明日夕べに及ばず」の意味（出典・類義語）
【ことわざ】
明日夕べに及ばず
【読み方】
あしたゆうべにおよばず
【意味】
朝から夕方の事を考える余裕はない意から、事態がさし迫り、先の事を考える余裕がない。
「明日夕べに及ばず」ということわざは、朝、夕方がどうなるかまで考えることができないほど、事態が急で、余裕がないという意味があるんだよ。
そうかいな、それはつまり、朝起きて、夕方のことなんてまるで考えられへんくらい、ほんまに大変な状況にあるってことやな。
一瞬一瞬が急ピッチで、先のことなんて想像もつかへん、って言うんやな。まあ、そんな時もあるけど、そのときは一つ一つ確実にこなすことが大切やな。
【出典】
「春秋左氏伝」
【類義語】
・朝に夕べを謀らず
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「明日夕べに及ばず」の解説
カンタン！解説
「明日夕べに及ばず」っていうことわざは、朝になったとしても、その日の夕方がどうなるかまで考える余裕が全くないっていう意味だよ。
これはね、何か大変なことや急な出来事が起こって、それに対応するので精一杯で、次に何が起こるかを考える余裕がないっていう状況を表しているんだ。
例えば、サッカーの試合中に怪我をしてしまって、それに対応するのに忙しくて、試合が終わった後のことまで考えられないような状況、それが「明日夕べに及ばず」っていうことわざの意味だよ。その時はその時で精一杯、自分のできることに集中するんだね。
「明日夕べに及ばず」の使い方
健太くん。明後日の事なんだけど。
明日夕べに及ばずだから何も考えられない。
切羽詰まった事態に陥っているの？
詰まり詰まって大変なことになっているよ。どうにかできたら明後日の事を考えるよ。
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「明日夕べに及ばず」の例文
- 銀行から融資を断られ、明日夕べに及ばずといった状況だ。
- 打つ手はもう無い。明日夕べに及ばずだ。
- 緊急事態で明日夕べに及ばずだから話しかけないでくれ。
- 未曽有の危機に明日夕べに及ばずだ。
- 窮地に立たされた国民が急増し、明日夕べに及ばず。
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