【ことわざ】
荒馬の轡は前から
【読み方】
あらうまのくつわはまえから
【意味】
難解な問題に対面した時は、難しく考えずに堂々と正面からぶつかる気持ちで向かえばよいというたとえ。
轡=馬の口に含ませ、手綱をつける金具。
【語源・由来】
どんな暴れ馬でも真正面からくつわを取れば大人しくなる、ということから転じてきている。
【類義語】
・死中に活を求める
・身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
【英語訳】
・take the bull by the horns
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「荒馬の轡は前から」の使い方
健太君どうしたのその傷!?
今日ね、下校途中で友達が上学年にいじめられているのを見つけたんだ。
ひどい!そんなことがあったの?
だから怖かったけど大事な友達だったから、荒馬の轡は前からというように先輩たちに立ち向かったんだ。結局、殴られたけど助けることができて良かったよ。
「荒馬の轡は前から」の例文
- 借金をしてしまい途方に暮れていたが、荒馬の轡は前からというように難しく考えず、まずは仕事を探そう。
- 文化祭に出店していた店の材料が底をついてしまいどうするか悩んだが、そこは荒馬の轡は前からということでほかの店から食材を分けてもらい簡単にできるおやつを出した。
- 荒馬の轡は前からというが、真正面からぶつかる勇気なんて持っていない。
- 迷路を企画で造り上げたはいいが、まさか難しいからと荒馬の轡は前からという言葉通りに、ルールを無視して壁を壊して進むのは如何なものか。
- 荒馬の轡は前からというように物事はいつだって単純明快に考えればいい。