「遏雲の曲」の意味(出典)
【ことわざ】
遏雲の曲
【読み方】
あつうんのきょく
【意味】
空を流れゆく雲を止めるほどの素晴らしい音楽や美しい歌声のこと。
「遏」は、さえぎり止める意。
「遏雲の曲」という表現は、空を流れる雲さえ止めてしまうほど美しい音楽や歌声を指すんだよ。
ほぉ~、つまり空を流れる雲を止めてしまうほどすごい音楽や歌声ってことやな。
そんなにすごい音楽や歌を聞いたら、まるで時間が止まったように感じるやろな。それが「遏雲の曲」ってわけやな。ようするに、すごく感動的な音楽や歌声のことを表してるんやな。
【出典】
「列子」から。秦の薜譚は、秦青という名人に歌を習っていたが、全てを習ったわけではないのにすっかり修得したつもりになって故郷に帰ることにした。秦青は引き止めず見送り、別離の悲しみを歌にした。その歌声は林の木々を揺るがし、空を流れる雲を止めるほどすばらしかった。これを聞いた薜譚は、自分の未熟さを恥じ、秦青のもとに戻ったという故事から。
【スポンサーリンク】
「遏雲の曲」の解説
カンタン!解説
「遏雲の曲」っていう表現はね、とっても美しい音楽や歌声を表しているんだよ。これは、その音楽や歌声があまりにも素晴らしくて、空を流れていく雲までを止めてしまうほどだという意味があるんだ。
「遏」っていうのは、「止める」や「さえぎる」っていう意味があるんだよ。だから、この表現は文字通りには「雲を止める曲」っていう意味になるんだ。
この表現は、例えばピアノの演奏や歌が本当に美しくて、聞いている人たちがその場に引きつけられ、まるで時間が止まったかのように感じるときに使われることがあるよ。だから、「遏雲の曲」っていうのは、その音楽や歌声がとても素晴らしいことを表しているんだね。
「遏雲の曲」の使い方
遏雲の曲だったね。
21世紀最高の歌姫と言われているからね。
そんなにすごい人なんだね。
言葉の意味が分からなくても、彼女の歌に世界中の人が感動するの。
【スポンサーリンク】
「遏雲の曲」の例文
- その遏雲の曲を聴き、多くの人が涙した。
- 彼の遏雲の曲を聴くために、世界中からこのコンサートホールに集まってくる。
- 遏雲の曲を録音ではなく、生で聴くことができたことを幸運に思う。
- 今日の演奏は神がかっていて遏雲の曲だった。
- 彼のピアノは遏雲の曲。なんであんな風に感情をのせて弾くことができるんだろう。