「過つは人の性、許すは神の心」の意味(出典・英語)
【ことわざ】
過つは人の性、許すは神の心
あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ
【意味】
人は過ちを犯すもので、それを許すのは神の心。
誰もがミスをすることがあるから、自分だけでなく他人のミスも寛大に許す心が必要なんやな。これは、理解と寛大さの大切さを教えてくれることわざやな。
【出典】
イギリスの詩人アレキサンダー・ポープの「世界論」から。
【英語】
To err is human,to forgive divine.(過ちを犯すのは人、許すのは神の業)
「過つは人の性、許すは神の心」の解説
「過つは人の性、許すは神の心」っていう言葉は、イギリスの詩人アレキサンダー・ポープが書いた「世界論」から来ているんだよ。これは、人間が間違いを犯すのは自然なことで、その間違いを許すのは神のような大きな心がある人のことを表しているんだ。
たとえば、友達が何か間違いを犯して、それで困っているとき、それを怒るのではなく、理解して、助けて、許してあげるような行動をする人を想像してみて。そんな人はまるで神のような大きな心を持っていると言えるよね。
「過つ」は、間違える、失敗するという意味。「人の性」は、人間が自然に持っている性質や行動の傾向を指しているんだ。「許すは神の心」は、間違いを許すことが神のような大きな愛情や理解を示す行為だという意味だよ。
だから、この言葉は、「人間は間違いをするのが自然だけど、その間違いを許すことができる人は、まるで神のような大きな心を持っている」ということを伝えているんだよ。つまり、間違いを許すことの大切さと、その素晴らしさを教えてくれているんだね。
「過つは人の性、許すは神の心」の使い方
「過つは人の性、許すは神の心」の例文
- 失敗は誰にでもある。過つは人の性、許すは神の心というが、他人が口をはさむことではない。
- 人を批判するとは神にでもなったつもりか。過つは人の性、許すは神の心というじゃないか。
- 許すも許さないも、過つは人の性、許すは神の心というように、神だけに決定権が与えられている。
- 過つは人の性、許すは神の心というが、誰しも失敗するのだから、人をとやかく言う権利はない。
- 人は人を罰することも許すこともできない。過つは人の性、許すは神の心という。間違った正義感で人を責めてはいけない。