「甘い物に蟻がつく」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
甘い物に蟻がつく
【読み方】
あまいものにありがつく
【意味】
うまい話や利益のある所には人が集まる。
蜜を吸いに蜂が来るみたいに、ちょっとした得があるところには、人々が群がるってわけや。これは、人間もまた利益を求めて行動するってことを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
甘いものに蟻がたかることから。
【類義語】
・蟻の甘きにつく如し
・窪い所に水溜まる
「甘い物に蟻がつく」の解説
「甘い物に蟻がつく」っていうことわざは、お菓子などの甘いものに蟻が寄ってくるように、得がありそうな場所や状況に、人々が集まってくるさまを表しているんだよ。
例えばね、公園でお祭りが開かれて、無料でお菓子が配られたとき、すぐに子供たちが集まってくるような状況を想像してみて。
「甘い物」は利益や得になること、つまり魅力的なものを表しているんだ。「蟻がつく」は、その魅力的なものに対して人々が集まってくる様子を意味しているよ。
だから、「甘い物に蟻がつく」っていうのは、魅力的なもの、得になるものがあるところには、自然と人々が集まってくるということを教えてくれるんだよね。
「甘い物に蟻がつく」の使い方
「甘い物に蟻がつく」の例文
- 利に敏い人間は、甘い物に蟻がつくように集まってくる。
- 乗りに乗っている彼の周りには、甘い物に蟻がつく如く人がすり寄ってくる。
- 甘い物に蟻がつくというが、うまい話に人が集まる。
- 儲けや利益には独特のにおいでもあるのか、甘い物に蟻がつく。
- 甘い物に蟻がつくみたいに経営者がこぞって興味を持っているから、あの計画は利益を生むんだろう。