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【何処吹く風】の意味と使い方や例文

何処吹く風

「何処吹く風」の意味

意味
【慣用句】
何処吹く風

【読み方】
どこふくかぜ

【意味】
普通の感覚の持ち主なら無視できないことを、自分にかかわりのないこととして無関心を装う様子。

ことわざ博士
「何処吹く風」という表現は、文字通り「どこから吹いてくる風か」という意味だけど、実際には「自分には全く関係がない、関心がない」という態度を示すときに使われるんだ。
助手ねこ
へー、そんな意味があるんかいな。つまり、「どこ吹く風」って言うときは、周りで何が起きても「それがどうしたん?」って感じで、まったく気にしてへんって態度をとるってことやな。

自分には関係ないことには、全然関心を示さへんってわけや。いろんな状況で使われる言葉やな。でも、大事なことにはしっかり目を向けなアカンよな。

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「何処吹く風」の解説

カンタン!解説
解説

「何処吹く風」ということわざは、自分には全く関係がないこと、または関心がないことに対して、知らん顔をする態度を表しているんだよ。

例えば、クラスで何か問題が起きているけど、それに対して全く関心を示さないで、まるで知らないふりをしている子がいるとしよう。この子の態度が「何処吹く風」なんだ。

このことわざは、「周りで何が起きていても、自分には関係ないと思っている様子」を表しているんだね。風がどこから吹いているかなんて、自分には関係ないという考え方をしているってわけだよ。

だから、自分に直接関係がないことに対して、無関心な態度を示すことを、「何処吹く風」と言うんだね。

「何処吹く風」の使い方

ともこ
健太君は、お友だちといつも仲良くしているけど、いやだと思ったことはないの?
健太
直接はないね。ただ、空手を指導している先生が、ある上級生に何度も同じ注意をしているのに、その人が、何処吹く風と聞き流しているのが、いつも、いやだなと思って見ているけどね。
ともこ
それはいけないわね。空手は、一歩誤ると、相手に怪我をさせるわけでしょう。
健太
ともこちゃんの言うとおりだよ。先生も、そういう意味で、何度も注意しているんだと思うね。
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「何処吹く風」の例文

例文
  1. 彼は、上司の忠告も、何処吹く風と聞き流している。
  2. 彼は、就職が決まり、卒業試験のことなど何処吹く風と遊び回っている。
  3. 彼は、親の心配など何処吹く風で、のうのうと暮らしている。
  4. 共謀法案が成立した以上、賛成派にとっては、そんな反対論は何処吹く風だ。
  5. 出席者の多くは、自治行政に関して、何処吹く風という表情だった。