「益者三楽、損者三楽」の意味（出典）
【ことわざ】
益者三楽、損者三楽
【読み方】
えきしゃさんごう、そんしゃさんごう
【意味】
有益な三つの楽しみと有害な三つの楽しみのこと。
有益な楽しみとは、礼楽を節度正しく行うこと、人の善行をいうこと、すぐれた友人を多く持つことであり、有害な楽しみとは、欲望のままにおごり高ぶること、気ままに遊び怠けること、酒色にふけることの三つのことをいう。
「益者三楽、損者三楽」という言葉は、良い結果をもたらす三つの楽しみ方と、逆に悪い結果を招く三つの楽しみ方を指すんだよ。
なるほどな、つまり、「益になる楽しみ方と、損になる楽しみ方がある」ってことやな。
楽しむ方法はいろいろあるけど、その中でも、結果が良くなる楽しみ方と、逆に結果が悪くなる楽しみ方があるんやな。これは、自分の楽しみ方を見直すきっかけになるわ、これは。
「論語」の孔子のことばから。
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「益者三楽、損者三楽」の解説
カンタン！解説
「益者三楽、損者三楽」っていう言葉はね、孔子が言った言葉で、いい影響を与える三つの楽しみと、悪い影響を与える三つの楽しみのことを指しているんだよ。
「論語」には孔子の言葉が記録されていて、そこには人生のいろんな側面についての教えがたくさん詰まっているんだ。この「益者三楽、損者三楽」もその一つで、楽しみ方が人の行動や性格にどんな影響を与えるかを教えてくれているんだよ。
「益者三楽」は、いい影響を与える楽しみを指していて、「損者三楽」は、逆に悪い影響を与える楽しみを指しているんだよ。具体的には何がいい楽しみで、何が悪い楽しみなのかは、その時の状況や人によるんだけど、大切なのは楽しみ方によって人生が左右されることを理解することなんだね。
「益者三楽、損者三楽」の使い方
僕は友達がたくさんいて幸せだ。
益者三楽、損者三楽っていうもんね。
友だちは大事だよね。
良い友達は人生を豊かにしてくれるわね。
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「益者三楽、損者三楽」の例文
- 益者三楽、損者三楽というから酒は一切飲まない。
- SNSでいいねの数を競い承認欲求を満たすのは益者三楽、損者三楽で不幸になる。
- 良い行いを重ねることは、益者三楽、損者三楽で自分も相手も幸せになる。
- 驕り高ぶることは益者三楽、損者三楽の一つで自分を不幸にする。
- 自由気ままに遊ぶことは幸せそうに見えるかもしれないが、益者三楽、損者三楽でその将来は暗く険しいものとなる。
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