【慣用句】
言質を取る
【読み方】
げんちをとる
【意味】
交渉事などで、後で証拠となるような言葉を相手から引き出す。
【語源・由来】
「ち」は人質や抵当の意味。のちの証拠となる言葉。ことばじち。
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「言質を取る」の使い方
ともこちゃん。明日の約束を守ってくれるよね。
えっ?明日の約束でしょう?やぶるわけないじゃない。
なんだかともこちゃんが乗り気ではなさそうだったから、心配になって、いざというときのために言質を取ろうと思ったんだ。
ええー。そこまでしなくてもちゃんと約束を守るわよ。
「言質を取る」の例文
- こちらは不用意に言質を取られたり、責任を問われるような行為をしてはならない。
- わたしは商売人なので、どんなことでも言質を取られるようなことは絶対にしませんし、見たところ、これはどうもわたしの気に入らないのです。
- 署長の指示は絶対に非を認めるなというもので、一度でも言質を取られたら、表沙汰になったときに立場が悪くなるからだそうだ。
- どんな敏腕な記者でも彼らから言質を取ることはできなかった。
- 姉に言質を取られてしまうと、どんな結果になるかわからないし、おそろしい。