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【箔が付く】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
箔が付く

【読み方】
はくがつく

【意味】
①貫禄(かんろく)がつく。
②物がかなり古くなる。

【語源・由来】
「箔(はく)」は、襖や蒔絵などに施す金箔・銀箔などの延び金のこと。これが非常に高価であったことから、値打ちが高くなること、貫禄がつくことを「箔が付く」というようになった。反対語は「箔が落ちる」。

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「箔が付く」の使い方

健太
姉さんが、パティシエを目指して、東京の有名店で修業をして居たんだけど、自分の店を持つために、フランスで修業した方が箔が付くって言って、フランスに行くことになったんだ。
ともこ
へえ。それは寂しくなるわね。
健太
そうだね。毎年、姉さんが作ってくれた誕生日ケーキが楽しみだったから、来年から無くなるなあ。
ともこ
お姉さんの将来の夢のためだもの、笑顔で送ってあげないとね。

「箔が付く」の例文

  1. あの文学賞を取ると、箔が付いて、本が良く売れるようになるから、受賞を目指して、それ用にこの作品を書いた。
  2. あの顧問弁護士のもとで修行を積んだとなれば、独立してからもいっそう箔が付くに違いない。
  3. お菓子の名前に神戸が付くと、箔が付いておいしそうに思えるし、よく売れる。
  4. 公認会計士の資格を取ってから彼は箔が付き、女性にもてるようになった。
  5. 新しい店が出来、オープニングパーティーがある時、セレブリティが出席すると、それだけで箔が付く



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