【慣用句】
鼻に掛ける
【読み方】
はなにかける
【意味】
他よりも優れていることを自慢する。
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「鼻に掛ける」の使い方
この前、ピアノの発表会があったんでしょう。どうだった?
まずまずのできだったわ。練習はうそをつかないって、本当だわね。
ともこちゃんは、まじめに練習していたからね。お母さんの反応はどうだった?
それがね、あるお母さんが、ピアノの感想よりも、自分の子供の学業成績がいいのを鼻に掛け、1人でその話ばかりしていて、聞き苦しかったわ。
「鼻に掛ける」の例文
- 官僚の多くは、真面目に仕事に取り組んでいて、必ずしもエリートを鼻に掛けているわけではありません。
- 人の評価は、どの大学を出たかではなく、どれだけ実績をあげたかによるのだと思うが、彼は、出身大学をいつも鼻に掛けている。
- あの女優は、演技力がないのに、きれいだとちやほやされ、美貌を鼻に掛けている。
- 彼は、文武両道に優れているが、そのことを決して鼻に掛けたりしない。
- 彼は、発明家としての名声を鼻に掛けている。