【慣用句】
吹けば飛ぶよう
【読み方】
ふけばとぶよう
【意味】
頼りなげなようす。貧弱なようす。
【語源・由来】
ちょっと風が吹いただけで飛んでしまいそうなの意味から。
【スポンサーリンク】
「吹けば飛ぶよう」の使い方
僕の父さんがお店を始めたころは、吹けば飛ぶような小屋のようなお店だったんだって。
へえ。今では立派な高層ビルよね。
そうなんだよね。父さんの努力によって、吹けば飛ぶような会社が、地面にどっしり根を生やすことができたんだろうね。
健太くんのお父さんは、とてもがんばったのね。
「吹けば飛ぶよう」の例文
- 君のような、吹けば飛ぶような存在を相手にしているほど、私は暇ではないのでね。
- 薄い、吹けば飛ぶような笑顔だったけれども、彼女はふわりと柔らかく笑ったのだった。
- わが社は、吹けば飛ぶような零細企業だけれども、吹いて飛んだら困る企業がたくさんあると自負しているのだった。
- 彼は、万年係長で、社内では吹けば飛ぶような存在でしかないないのに、社長ととても仲が良さそうに食事をしている姿を見てしまった。
- 彼の前に立つと、私自身などまったくつまらない、吹けば飛ぶような人間に思えて仕方がなかった。