【慣用句】
意表を突く
【読み方】
いひょうをつく
【意味】
相手の予期しないことをする。
【語源・由来】
仏教で、意表とは「心のはたらき」の意味であることから。
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「意表を突く」の使い方

ともこちゃん、もうすぐ空手の大会なんだけど、良い作戦は無いかな?

良い作戦?相手の意表を突く作戦ってこと?

そうだね。ともこちゃんのその頭のコンピューターで何か思いつかない?

そうね。やっぱり、相手より練習することじゃないかしら。
「意表を突く」の例文
- 彼は手で、彼女のおでこに指を当てると、そのまま後ろへ押したが、意表を突かれた彼女の体がそのままうしろに倒れていった。
- まったく唐突に、すぐ隣から声が聞こえたので、かなり意表を突かれて驚いてしまった。
- 面接で急に質問が変わったことで、意表を突かれて言葉が出なくなってしまったので、失敗だと思う。
- あまりに意表を突かれたので、思わず僕は正直に言ってしまったが怒られなかった。
- 彼は、彼女がそんなことはないと否定すると予想していたので、意表を突かれた。
- 生徒の意見に先生は、やや意表を突かれた様子で考えこんだが、やがて、できのよい生徒を賞するようにうなずいてみせた。