「いい気味だ」の意味
【慣用句】
いい気味だ
【読み方】
いいきみだ
【意味】
日頃、心よく思っていない相手の不幸や災難をあざける言葉。
「いい気味だ」という表現は、他人の失敗や不幸を見て、なんとなく嬉しくなる、あるいは満足感を覚えるという意味があるんだよ。
つまり、他人がトラブルに見舞われたり失敗したりすると、「ざまみろ」って思って、それを喜んでしまう感じやな。
でも、これはちょっとあまり良い心の持ちようとは言えへんな。人の不幸を喜んでええ気分になるって、なんかおかしいやろ?人の幸せを喜べる心持ちが大切やな。
【スポンサーリンク】
「いい気味だ」の解説
カンタン!解説
「いい気味だ」という表現はね、他の人が何か失敗したり困ったことになったときに、それを見て「ざまあみろ」って思う感じを言うんだよ。
たとえば、学校でいつも自慢話をしている子が、試験で思ったよりも低い点数を取ってしまったときに、「いい気味だ」って感じることがあるかもしれないね。それは、その子の自慢話がちょっと鼻についていたから、その子が失敗したのを見て、少しホッとしたり、満足したりする感じを表しているんだ。
「気味」っていうのは、ものごとの味わいや雰囲気を指す言葉で、「いい気味」はその味わいや雰囲気が良いと感じる、つまり、他人の失敗を見て満足するという意味になるんだよ。ただ、これは他人の不幸を喜ぶという意味合いがあるから、あまり良い行動とは言えないんだよね。だから、人の失敗を笑うのではなく、困っている人を助けたり、励ましたりすることが大切なんだよ。
「いい気味だ」の使い方
学校一の美女と付き合っている彼が、部活の練習中に怪我をして試合に出られなくなったんだって。いい気味だ!
あら、健太くん。学校一の美女を取られたからって、そんな暴言を吐いてはいけないわ。いつか自分に返ってくるわよ。
返ってくるもんか。あいつは良い思いをし過ぎたんだ!まったく、何であんな奴が、あんな美女と付き合っているんだ。
もう、しょうがないわねえ。
【スポンサーリンク】
「いい気味だ」の例文
- いつも威張り散らしている彼の声が恐怖におののいていることがわかるので、僕はいい気味だと思った。
- 有名な政治家が失言で失脚したニュースを見て、彼は、いい気味だとつぶやいた。
- 「かわいそうに。」といったが、正直いって腹の中では少しいい気味だと思っていた。
- 僕を出し抜いた彼が失敗したのを、いい気味だと冷笑するところなのかもしれないが、僕はとてもそんな気持ちにはなれなかった。
- 彼は、いい気味だという目でほくそえみながら僕を見ていた。