「行きはよいよい帰りは怖い」の意味(出典)
【ことわざ】
行きはよいよい帰りは怖い
【読み方】
いきはよいよいかえりはこわい
「ゆきはよいよいかえりはこわい」ともいう。
【意味】
行きは何事もなくうまくいくだろうが、帰りはひどい目にあうかもしれないということ。
「行きはよいよい帰りは怖い」ということわざは、何事も始めるのは簡単で楽しいものだが、終わり方や後始末が難しいこと、または何事も始める時は良い結果を期待しやすいが、終わるときには思わぬ困難や問題に直面する可能性があるという意味を含んでいるんだ。
それはまさに「始めるは易し、終えるは難し」やな。
何事も結果は予測できないから、最初から終わりまで全力で取り組むことが大切やね。
【出典】
子供のわらべ歌「通りゃんせ」の一節から。
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「行きはよいよい帰りは怖い」の解説
カンタン!解説
「行きはよいよい帰りは怖い」っていうことわざは、始めの方はうまくいって楽しいけど、最後の方になると難しくなったり、大変になったりすることを表しているんだよ。
これは、子供のわらべ歌「通りゃんせ」の一部から来ていて、例えば遠足やピクニックに行くとき、出発時はみんなワクワクして楽しみだけど、帰り道は疲れてきて大変だったり、楽しかった遊びが終わるのがさみしく感じたりする、といったような感じを表しているんだよ。
つまり、「行きはよいよい帰りは怖い」っていうことわざは、物事が始まるときは楽しくてワクワクするけど、終わりに近づくと大変になったり、怖くなったりすることを教えてくれているんだ。それが「行きはよいよい帰りは怖い」っていうことわざの意味なんだよ。
「行きはよいよい帰りは怖い」の使い方
健太くん。ここまで歩いて来るのは大変だったけれども、気持ちのいい山ね。
そうだね。思ったより簡単にのぼることができたよ。これなら帰りも楽勝だね。
健太くん。行きはよいよい帰りは怖いっていうじゃないの。帰りも油断してはいけないわ。
そうだね。家に帰るまでが遠足だね。
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「行きはよいよい帰りは怖い」の例文
- 行きはよいよい帰りは怖いというように、企画書を持っていくまでは気楽なんだけど、その後のダメ出しが怖いんだ。
- 行きはよいよい帰りは怖いっていうけれど、文化祭の準備は楽しいんだけど、片付けが面倒くさいんだよ。
- 行きはよいよい帰りは怖いっていうけれど、この辺は田舎だから、行きはバスがあるけれど、帰りは遅くなるとバスがなくなるよ。
- 行きはよいよい帰りは怖いっていうけれど、すっかり暗くなって、電灯もないこの道はなんだか怖い。
- 行きはよいよい帰りは怖いっていうけれど、この学校は行きは下り坂で楽なのに、帰りは上り坂でつらい。