「息の根を止める」の意味(語源由来・類義語)
【慣用句】
息の根を止める
【読み方】
いきのねをとめる
【意味】
確実に殺す。立ち直れないほど相手を打ち負かす。
「息の根を止める」という表現は、文字通りには、相手の生命を奪うという意味だけど、比喩的には、相手を完全に倒し、動けなくするという意味が含まれるんだよ。
つまり、「完全に相手を倒す」ってことやな。相手がもう何もできないようにするほど強く倒す、っていう意味やな。
ちょっと強烈な表現やけど、相手を完全に制すっていう意味合いがあるんやな。
【語源由来】
呼吸ができないようにして殺す意から。
【類義語】
止めを刺す
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「息の根を止める」の解説
カンタン!解説
「息の根を止める」っていう表現はね、相手を全く動けなくする、もしくは命を絶つ、という強い意味を持っているんだ。
「息」は呼吸を指していて、「根」はその源、つまり命の源を指すよ。「止める」はそのまま「停止させる」っていう意味だね。だから、全部組み合わせると、「命の源を停止させる」っていう意味になるんだ。
たとえばね、敵を倒すために最後の一撃を加える時や、強くて恐ろしいボスキャラクターが主人公を圧倒するシーンなんかでよく使われる言葉だよ。これを使うと、その行動が相手にとって非常に深刻な結果をもたらすことを強調できるんだ。
でも、この表現は非常に強い意味を持つから、使うときには注意が必要だよ。特に、実際の人に対して使うときには、相手を傷つける可能性があるからね。
「息の根を止める」の使い方
校内バスケットボール大会の経過を聞いた?
うん。優勝候補の三年生チームは、初戦で一年生チームに息の根を止められたって聞いたわ。
すごいよね。今年の一年生。
有名なチームでプレー経験のある子が一人いて、大活躍したらしいわよ。
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「息の根を止める」の例文
- 今日見た映画の最後は、マフィアの首領が銃で心臓を撃たれ、息の根を止められたところで終わった。
- もし奴の息の根を止めなければ、われわれ全員が奴に殺されることになるってわかっているのか!
- 信長は殺人こそ革命と信じていた武将で、敵にまわった者はその息の根を止めなければ承知できないという男だった。
- 私に一軍の指揮権をお与えくだされば、今度こそ敵の息の根を止めてご覧に入れましょう。
- 世界が第一次世界大戦に至る緊迫感に包まれると、ロシアは再びフィンランドを弾圧し、政府は解散され憲法は停止され、自治と独立を望むフィンランド人は息の根を止められたかに見えた。