「いかもの食い」の意味(語源由来)
【慣用句】
いかもの食い
【読み方】
いかものぐい
【意味】
一般に通常食べないものを食べることをいう。ただし災害遭難などのためにやむをえず餓死を免れるために口にするものは例外である。
つまり、他の人が普通は食べへんようなものを、逆に好んで食べる人のことを言うんやな。みんなと違う趣味や好みを持ってる人のことや。
たとえば、虫やは虫類とか、人によっては「え?それ食べるの?」っていうものを美味しく食べてる人のことやな。
【語源由来】
「如何物食(いかものぐい)」は、ゲテモノ食いな人のことを指したり普通の人が相手にしないような異性への好みのことを言ったり、総じて普通の人と違った趣味、または嗜好を持つことを言ったりします。
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「いかもの食い」の解説
カンタン!解説
「いかもの食い」はね、一般的な人とは全然違う、ちょっと変わったものを好んで食べる人のことを指すんだよ。
「いかもの」は元々、「如何様物(いかさまもの)」の略で、ちょっと変わった、いかがわしいもの、という意味なんだ。「いかもの食い」は、そういう変わったもの、つまり普通の人が普段食べないようなものを好んで食べる人のことを表しているんだよ。
だからね、いつも一風変わった食材を使った料理を作ったり、珍しい食材を見つけるとわざわざそれを試してみたりするような人を「いかもの食い」って言うんだ。この言葉は、食べ物に限らず、一般的にはあまり好まれないような趣味や好みを持つ人に対しても使えるんだよ。
「いかもの食い」の使い方
健太くん。夏休み何をして過ごしたの?
ああ、新しいことにチャレンジしてみようと思って、テレビをぼんやり見ていたら、カブトムシの幼虫を食べている人が出てきたから、真似をして食べてみたよ。
うわあ。いかもの食い。想像したくもない。
そう?結構おいしかったよ。とろーっとして。
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「いかもの食い」の例文
- 同じ日本国内でも、食生活は様々で、イナゴを食べる県の人もいるらしいが、私にはいかもの食いに思える。
- 彼は、トーストに大根の漬物とイチゴジャムを挟んで食べるようないかもの食いだから、絶対結婚したくない。
- はちみつは食べるけれども、蜂の子は私にとってはいかもの食いだ。
- たこ焼きが大好きなのだが、海外の人にとって、タコは悪魔の使者で、いかもの食いに思えるらしいがもったいないと思う。
- お味噌汁にもやしをいれるなんていかもの食いだと思ったけれど、なれるとおいしい。
つまり、人とは異なる、独特な趣味や好みを持つ人を表しているね。