「息を呑む」の意味とは?(類義語)
【慣用句】
息を呑む
【読み方】
いきをのむ
【意味】
呼吸を忘れるほどに驚いたり感動したりするさま。


【類義語】
・我を忘れる
・声をのむ
・言葉を失う
「息を呑む」の語源由来
【語源由来】
「のむ」は、出そうになるものをおさえること。一瞬、息が止まるという意味から。
「息を呑む」の表現は日本の古い言葉から来ているんだよ。
ここで重要なのは、「呑む」って言葉だね。「呑む」は、私たちが普段使うように飲み物を飲むという意味もあるけれど、それだけじゃないんだ。古い日本語では、「呑む」は「抑える」や「止める」といった意味も持っていて、特に出そうになるものを抑え込む、という意味があったんだ。
だから、「息を呑む」は、文字通りには「息を飲む」という意味になるけど、本当の意味は「息を止める」や「息を抑える」という感じなんだ。すごく驚いたり、感動したときに、一瞬息が出なくなることを表現しているんだよ。
だから、もし君が何かにすごくびっくりしたり、感動したときには、「息を呑んだ」って言えるんだよ。それは、その出来事が君をほんとうに驚かせた、あるいは感動させたということを伝える表現なんだ。
「息を呑む」の使い方




「息を呑む」の例文
- 彼のクラスは、授業中に一人として騒々しい声を出す者がなく、生徒はまるで死んだように静かになって、咳一つせずに息を呑んでいる。
- ハリウッド映画を見ていたとき、主役の女性のあまりの美しさに、ぼくは思わず息を呑んだ。
- 彼と料理を始めたが、十秒もたたぬうち、思わず息を呑むほどの驚きを経験することになった。
- 彼も私も息を呑んだのは、部屋の中に予想外の人物が立っていたからである。
- 面接の部屋に入ると、息を呑むほどの美しい人が、そこにいた。
- 突然の訃報に、息を呑むほど驚き、悲しむことができなかった。
- 部屋に入ってきた男の顔を見た一瞬、私は声が出せなかったが、背後で息を呑む音が聞こえたところをみると、彼も同様だったらしい。























