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【石に口漱ぎ流れに枕す】の意味と使い方や例文(出典・故事)

【ことわざ】
石に口漱ぎ流れに枕す

「流れに枕し石に漱ぐ」「漱石枕流」ともいう。
夏目漱石の雅号「漱石」の由来として有名。
【読み方】
いしにくちすすぎながれにまくらす

【意味】
自分の過失を認めず屁理屈へりくつで言い逃れすること。負け惜しみが強いこと。

【出典】
晋書しんじょ

【故事】
中国西晋せいしん孫楚そんそが、「石に枕し、流れに漱ぐ」と言って誤りを指摘されると「石に漱ぐのは歯を磨くためで、流れに枕するのは俗事を聞いて汚れた耳を洗うためだ」とこじつけて言い逃れした故事から。

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「石に口漱ぎ流れに枕す」の使い方

ともこ
健太くん。皿を割ってしまったの?お気に入りだったのに。
健太
形あるものいつかは壊れるものだよ。その時が来たんだよ。
ともこ
石に口漱ぎ流れに枕すね。反省しているの?
健太
反省しているよ。でもしょうがないじゃないか。あはは。

「石に口漱ぎ流れに枕す」の例文

  1. この期に及んで自分の意見を押し通すとは、石に口漱ぎ流れに枕すで見苦しいな。
  2. 負けん気が強い健太くんは石に口漱ぎ流れに枕す
  3. こじつけで言い逃れするなんて石に口漱ぎ流れに枕すだ。みっともないな。
  4. 君の言い訳はもう聞きたくない。それは石に口漱ぎ流れに枕すというものだ。
  5. 間違いを正さず正しいと言い張るのは石に口漱ぎ流れに枕すだ。




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