「痛い目に遭う」の意味
【慣用句】
痛い目に遭う
「痛い目を見る」ともいう。
【読み方】
いたいめにあう
【意味】
つらくて苦しい、ひどい経験をすること。
つまり、「ひどい目に合う」ってことか。ホンマに痛いことが起こる、とか、心が痛むような経験をするってことやな。
それは、物理的に痛むこともあれば、精神的に心が痛むようなことも含んでるわけや。
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「痛い目に遭う」の解説
カンタン!解説
「痛い目に遭う」っていう表現は、厳しい経験をしたり、大変な困難に直面したりすることを指す言葉だよ。
「痛い」っていうのは、身体的な痛みや精神的な苦痛を感じる状態を指すんだよね。それに、「目に遭う」っていうのは、何かを直接経験すること、特に良くないことに遭遇することを言うんだ。
だから、「痛い目に遭う」っていうと、物事が思うように行かなかったり、問題が起きたり、大失敗をしたりするような、つまり、辛い経験をすることを意味するんだよ。
たとえば、「ルールを守らないと、痛い目に遭うよ」と言えば、「ルールを破ると大変なことになるよ」という警告の意味になるんだ。
「痛い目に遭う」の使い方
ああ、ひどい。とても痛い目に遭ったんだよ。
どうしたの?血が出ているようだけれども大丈夫なの?
うん。犬が僕にほえてきたから、僕も負けずに吠え返してやったら、がぶりと腕を噛まれてしまったんだよ。
ええーっ。それはすぐに病院に行ったほうが良いわよ。でも、なんでそんな痛い目に遭うような無茶なことをしたのよ。
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「痛い目に遭う」の例文
- 人間なんて誰しも、いくら痛い目に遭っても、半年もすれば忘れさってしまって、再び同じ過ちを犯すものである。
- このあたりの浜は、昔から津波には何度となく痛い目に遭わされているから、年寄りは、津波を呼ぶ地震に敏感なのだそうだ。
- 歯の治療で痛い目に遭ったので、もうこりごりだと思ったから、時間をかけて丁寧に磨くことにしている。
- 今日のうちに宿題を終わらせておかないと、あとで痛い目に遇うよ。
- 相手が下手に出ているからといってなめてかかると、痛い目に遇うっていうことだよ。
- あんまり彼に大きな期待をかけ過ぎると、君が痛い目に遭うぞ。
その苦痛は物理的な痛みであることもあれば、心理的な痛み、つまり悲しみや失望などであることもあるよ。