【ことわざ】
鼬の無き間の貂誇り
【読み方】
いたちのなきまのてんほこり
【意味】
自分よりも力の強いものやすぐれたものがいない所で威張ることのたとえ。
「貂」は、山林に住むイタチ科の獣。
【語源・由来】
貂を捕食する鼬がいない間だけ貂がいばることから。
【類義語】
・鳥なき里の蝙蝠
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「鼬の無き間の貂誇り」の使い方
今日の健太くんは何だか威張り気味ね。
そうかな。そうでもないと思うよ。
何だか抑えていたものが無くなった感じ…。あっ、ジャイアンが休みなのね。だから鼬の無き間の貂誇りなのか。健太くんは小さいなあ。
自己完結しながら批判しないでくれる?
「鼬の無き間の貂誇り」の例文
- 部長がいないと副部長が鼬の無き間の貂誇りをする。
- 普段は上司にごまをすってばかりなのに、その上司がいないと鼬の無き間の貂誇りだ。
- 鬼の居ぬ間に洗濯ならまだしも、彼は鼬の無き間の貂誇りだから面倒くさい。
- 鼬の無き間の貂誇りは器の小さい人間がやることだ。
- 何だか張り切って仕切っているなと思ったら鼬の無き間の貂誇りだった。早く課長が出張から返ってくるといいな。