【引導を渡す】の意味と使い方の例文(語源由来・英語訳)

【ことわざ】
引導を渡す

「印籠を渡す」は誤り。

【読み方】
いんどうをわたす

【意味】
相手に仕方がないことだとあきらめさせること。
死者を葬る際に経文や法語を唱えること。
死を免れられないことや、最終的な宣言をすること。

【語源・由来】
「引導」とは、僧が死者の成仏のために唱える経文や法語のことをいうことが由来。

【英語訳】
Say a requiem.

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「引導を渡す」の使い方

健太
あんなことを言われるなんて、思ってもみなかったよ。
ともこ
健太くん、どうして泣いているの?
健太
監督に、サッカーが上達する見込みがないから、もう練習に参加しなくていいと言われたんだ。
ともこ
引導を渡されてしまったのね。

「引導を渡す」の例文

  1. 彼女には作家になれる才能はないのだから、もう指導する必要はない。見込みのない人間には引導を渡す
  2. 父の葬儀では、僧が引導を渡して法名をつけた。
  3. 医者に、祖父はもう手術をしても助かる見込みはないと引導を渡された
  4. 何度話しても働く気のない兄に、もう一切仕送りはしないと母は引導を渡した
  5. 急に解雇という引導を渡されて、私たち従業員は会社に抗議するために立ち上がった。
厳しく忠告するという意味で使うのは誤りなので注意が必要。
「君はまだ努力が足りないと引導を渡す。」
「もう二度と過ちを犯してはいけないよと、引導を渡した。」などと使うのは誤り。

まとめ

物事にあきらめずに取り組むことは、素晴らしいことですね。
しかし時には引導を渡すというように、どうしても叶わぬことだとあきらめなくてはならないこともあるかもしれません。
あきらめなくてはならないことはつらいことですが、あきらめるように伝えることもまた、とてもつらいことではないでしょうか。
また、死を免れないことを伝えられたり、伝えたりすることも、深い悲しみがあるのではないでしょうか。
引導を渡したり、引導を渡されたりすることなく、暮らしたいものですね。

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