「いつも月夜に米の飯」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
いつも月夜に米の飯
【読み方】
いつもつきよにこめのめし
【意味】
毎日月がきれいな夜で、米の飯が続けばこの世は天国のように良いというたとえ。
また、気楽な生活をたとえていう場合もある。
でも、それが毎日続くなんて、現実はそうはいかへんってことやな。いつもいいことばっかりあるわけやない、それを忘れずに、困難な時も乗り越える力を持つべきやってことを教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
昔は明かりがなく月夜はとても貴重なものであったことと、白いご飯はとても貴重なものだったので、毎日米の飯が続くというのは庶民にとっては夢のようなことだったのが由来。月夜と米の飯は、毎日一生続いても飽きることのない豪勢なものだということ。
【類義語】
・負わず借らずに子三人
・足らず余らず子三人
・いつも月夜に常九月
【英語訳】
Every day is auspicious every day.I want that to be rigth.
「いつも月夜に米の飯」の解説
「いつも月夜に米の飯」っていうことわざはね、毎日が楽しくて、何も不自由なく過ごせる生活のことを指すんだよ。でもね、現実ってそうはいかないものなんだよね。
昔の人たちにとって、月の明るい夜はすごく特別で、米のご飯はとても贅沢なものだったんだ。だから、毎日月明かりでご飯を食べられたら、それはすごく幸せなことだったんだよね。でも、そんな素晴らしいことが毎日続くわけがないっていうことを伝えているんだ。
つまり、このことわざは、「理想の生活は素晴らしいけど、現実はなかなかそうはいかないよ」と教えてくれるんだ。だから、大切なのは理想を追い求めつつも、現実と向き合うことなんだよね。
「いつも月夜に米の飯」の使い方
「いつも月夜に米の飯」の例文
- いつも月夜に米の飯といいますが、毎日好きな絵を描いて暮らせる今の生活のことでしょう。
- 若い頃には派手な生活に憧れましたが、今ではいつも月夜に米の飯という生活が一番幸せだと思っています。
- いつも月夜に米の飯としたいところですが、実際にはそれも難しいのが現状です。
- 決して裕福とは言えないかもしれませんが、いつも月夜に米の飯で、あなたがいれば私には十分な暮らしです。
- いつも月夜に米の飯というのが目標ですが、今はまだ下積みの生活を送っています。
まとめ
派手で豪華なことだけが、幸せということではないのではないでしょうか。
いつも月夜に米の飯というように、今では当たり前と思えることかもしれませんが、昔はとても貴重だったこともありますね。
自分にとっての幸せを考えながら暮らしたいものですね。
しかし、同時にこれはなかなか現実では難しいという事実も指摘しているんだ。