「意を決する」の意味
【慣用句】
意を決する
【読み方】
いをけっする
【意味】
思いきって決心する。覚悟を決める。
「意を決する」という表現は、どんな困難も乗り越える覚悟を決めたり、何かを決断する時に躊躇せずに思い切った行動をすることを示しているんだよ。
つまり、「思いきって行動に移す」や「どうなることやらと覚悟を決める」ってことやな。
大きな決断をするときに、後ろ向きにならず前向きに行動することの大切さを教えてくれてるんやな。
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「意を決する」の解説
カンタン!解説
「意を決する」っていう言葉はね、自分の気持ちや考えをしっかりと決めるという意味なんだよ。
例えば、何か難しいことに挑戦する前に、自分自身に「やるぞ!」って言い聞かせて、心の中で決意する、その感じを表すんだ。
「意」っていうのは、心の中の考えや気持ちを指す言葉で、「決する」は、決断する、決心するという意味だよ。だから、「意を決する」は、自分の心を固くし、何かに挑む覚悟を決めるっていう意味になるんだよね。だから、何か大事な決断をする前や、難しいことに挑むときに、「意を決する」って言うんだよ。
「意を決する」の使い方
健太くん。彼女に告白する意を決した?
うん。ようやく、意を決することができたよ。明日、彼女に告白することにしたよ。
手紙は用意したの?
うん。今から書くから、ともこちゃん、読んで採点をしてみてよ。
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「意を決する」の例文
- あれだけ悩み渋っていた彼が意を決するに至ったについては、なおもう一つの事情があったようなのだ。
- 私は誕生日であるこの日、会社を辞めるつもりだったのだが、三十歳という年齢に意を決するものがあったわけではないのである。
- 彼は、意を決するまでは長かったが、意を決するとそれを実行に移すのがいかに素早いかは、見ていて驚くばかりだった。
- 彼は意を決するように、両手で祈りのポーズをしてから、強い足取りで、その部屋に踏み込んでいったのだった。
- 彼女は意を決するように正座をして、姿勢を正してから彼にこう言ったのだった。
- 五年間も部屋にこもっていた彼は、突如として、真理にめざめ、意を決すると、一階まで駆け下りたのだった。