「黴が生える」の意味(語源由来・類義語)

黴が生える
【読み方】
かびがはえる
【意味】
古くなって使い物にならなくなる。使われないまま放置されている間に時代遅れになること。


新しいものがどんどん出てくるから、古いものは「カビが生える」くらい時代遅れになるってわけや。みんな、新しいものや流行には敏感でなアカンなぁ。
【語源・由来】
食べ物が古くなると黴が生え食べられなくなることから。
【類義語】
・苔が生える
「黴が生える」の解説
「黴が生える」って、もともとはモノの上にカビが生えてくることを言うんだよ。でも、この言葉は別の意味も持っていて、それは「時代遅れになる」ということ。つまり、最新の流行や情報から遅れて、古くさくなっちゃうことを指しているんだ。
例えば、最新のゲームやファッションに全然興味を示さない人を見て、「ちょっと黴が生えてるね」と言うこともあるよ。それは、その人が最新のトレンドから取り残されている、つまり「時代遅れ」になっているってことを表しているんだね。
「黴が生える」の使い方




「黴が生える」の例文
- 彼は黴が生えたような言い回しをよく使うが本当は何歳なんだ。
- 時代遅れの黴が生えた法律のせいで、不正が横行している。
- 黴が生えたデザインだが、それが逆に新しいと若者にうけた。
- 黴が生えた考え方では、この経営危機を乗り切ることはできない。
- 兵法三十六計は黴が生えた戦法ではない。現代にも通用する。
「黴が生える」の文学作品などの用例
今日私にとっては、こんな問題はもはやカビが生えて古臭く、なんの興味もありゃしない。(牧野富太郎の植物一日一題より)
























しかし、それを転じて使うと、何かが古くなって、もはや今の時代に合わなくなる、という意味になるよ。