「顔が利く」の意味(類義語)
【慣用句】
顔が利く
【読み方】
かおがきく
【意味】
相手によく知られていて信用されていたり、力があったりして、多少の無理も聞いてもらえること。
「顔が利く」という表現は、その人が広く知られているので、いくらか無理をしても許される、という意味があるんだよ。
つまり、名前が知られてて、ちょっとした無理を押し通すことができるってことやな。
そうやって周りの人にちょっとだけ特別な待遇を受けられるような人のことを言うんやな。
【類義語】
・顔が広い
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「顔が利く」の解説
カンタン!解説
「顔が利く」っていう表現は、その人がすごく知られていて、ちょっとした無理なお願いも通っちゃうくらい、信頼や尊敬を集めている状態を言うんだよ。
たとえばね、「そのレストラン、普通なら予約しないと入れないけど、彼の顔が利くから大丈夫」って言ったら、その人がそのレストランですごく知られていて、尊敬されているから、予約なしでも入れるってことになるんだ。
「顔」は、その人の評判や名声のことを指していて、「利く」はその評判や名声がしっかりと機能する、効果を発揮するっていう意味だよ。
だから、「顔が利く」っていうのは、その人の評判や名声がしっかりと働いて、通常は難しいことでも可能になるっていう意味なんだよね。
「顔が利く」の使い方
もうそろそろ15時だね。どこかで甘いもの食べない?
いいわね、ちょうど甘いものが食べたかったの。そうそう、最近できたクレープ屋さんはどうかしら?
そこ、僕のお父さんの知り合いがはじめたクレープ屋さんなんだ。きっとサービスしてくれると思うよ!
そうだったのね。健太くんのお父さんは顔が利くのね!早速行きましょう。
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「顔が利く」の例文
- 政界には知人が多く顔が利くので取材がし易い。
- その芸能事務所には顔が利くからサインを貰ってきてあげよう。
- どうしても観たいお芝居があったので知り合いにお願いしたら、顔を利かせてくれて最前列のチケットを入手してくれた。
- あの成績で進学校に受かるなんて、父親が顔を利かせたに違いない。
- 駄菓子屋さんでお会計の時にお金が足りなかったけれど、祖父の顔が利いたようでおまけしてもらえた。
- クレープ屋さんに行くときは健太くんと一緒に行けば顔が利くからサービスしてもらえるよ。