「跬歩して休まざれば跛鼈も千里」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
跬歩して休まざれば跛鼈も千里
【読み方】
きほしてやまざればはべつもせんり
【意味】
たゆまぬ努力を続ければ、思いがけない成果を得ることができるということ。
「跬歩」は、一足。「跛鼈」は、片足がうまく動かないすっぽん。
なるほど!要は、毎日ちょっとずつでも頑張り続けたら、最終的には大きな成果が得られるってことやな。
カメでもちゃんと進めば遠くまで行けるってわけやね。途中で諦めずに、地道に努力する大切さを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
片足が不自由なすっぽんでも、歩き続ければいつかは千里の彼方まで行くことができることから。
【出典】
「淮南子」
【類義語】
・愚公、山を移す
・塵も積もれば山となる
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「跬歩して休まざれば跛鼈も千里」の解説
カンタン!解説
「跬歩して休まざれば跛鼈も千里」っていう言葉は、簡単に言うと、コツコツと努力を続けることで、ゆっくりでも確実に目的地に到達できる、っていう意味なんだよ。
ここでの「跬歩」は、一歩一歩、小さなステップのこと。そして「跛鼈」は、片足がうまく動かないすっぽんを指していて、すっぽんは本来、とてもゆっくり動く生き物だよね。
この言葉を使うと、たとえ動きが遅くても、途中で諦めずに努力を続ければ、大きな目標や遠い場所にも到達できるということを教えてくれるんだ。途中で挫けずに、地道に努力を続ける大切さを伝えている言葉なんだね。
「跬歩して休まざれば跛鼈も千里」の使い方
どうあがいても天才にはかなわないよね。
跬歩して休まざれば跛鼈も千里というわよ。
どれくらい努力を続ければいいのかな。
その人次第だから何とも言えないけど、楽しみながらやればいつの間にか追いつくわよ。
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「跬歩して休まざれば跛鼈も千里」の例文
- 困難な道でも、跬歩して休まざれば跛鼈も千里という。諦めなければ夢はいつか叶う。
- 跬歩して休まざれば跛鼈も千里だから、一夜漬けではなく毎日コツコツ勉強することが大事だ。
- 人より劣っていても、跬歩して休まざれば跛鼈も千里と信じて努力を続ける。
- 跬歩して休まざれば跛鼈も千里と思い、努力し続けた結果成功をつかんだ。
- 継続は力なりという。跬歩して休まざれば跛鼈も千里で、努力の先に成功がある。
つまり、継続は力なり、という意味だよ。