「活を入れる」の意味(語源由来)
【慣用句】
活を入れる
【読み方】
かつをいれる
【意味】
気力を失った人に刺激を与えて元気づける。
つまり、「元気を出させる」や「活気づける」ってことやな。
ちょっと元気ない友達には「活を入れてや」って声掛けしたら、元気が出てくるかもしれへんな。
【語源由来】
気絶した人の息を吹き返させることから。
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「活を入れる」の解説
カンタン!解説
「活を入れる」っていう言葉は、元気を出させる、または、活気を取り戻させるって意味なんだよ。
この言葉は、もともと柔道などの武術で使われていたんだ。柔道の試合ではね、相手を絞めて気絶させる技があって、その気絶した人を元気にさせるための方法を「活を入れる」と言っていたんだよ。
それが時間が経つにつれて、もっと一般的に使われるようになって、人が元気がない時や、活気がないときに、「活を入れる」=「元気を出させる」や「活気を取り戻させる」という意味で使われるようになったんだ。
例えば、学校のクラスが元気がないときには、先生が何か面白いゲームをしたり、エキサイティングな出来事を話して、「活を入れる」=「クラス全体を元気にする」ってことができるんだよ。それが「活を入れる」っていう言葉の意味なんだね。
「活を入れる」の使い方
最近、急に暑くなったものだから、空手の練習中にだらけてしまって、先生に活を入れられたよ。
ああ、道場は風通しが悪くて、とても暑いものね。
そうなんだよ。でも、大会が近いから、だらけている暇はないんだよ。活を入れてもらって良かった。
そうだったわね。空手の大会に応援に行くわ。がんばってね。
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「活を入れる」の例文
- 気弱になっている自分に活を入れるべく、自分のほっぺたを何度か叩いた。
- 信長の艦隊が大坂港を封鎖し、毛利の勢力を、着々と圧迫し始めたころ、摂津の領主は再び逆転して一向宗徒と結ぶに至り、これは毛利の勢力に再び活を入れる重要な出来事であった。
- やる気をなくしかけた僕に活を入れた彼は、次の対抗戦までに特別な特訓を計画した。
- テストも終わり、練習は明日から再開されるが、その前に多少鈍った体に活を入れておかなくてはならない。
- 青い顔をしている彼に活を入れるように、言葉をかけた。
今では、人や事に刺激を与えて活気づけるという意味で使われるよ。