「勝ち馬に乗る」の意味
【慣用句】
勝ち馬に乗る
【読み方】
かちうまにのる
【意味】
有利な方につく。勝った方に味方して便乗する。勝負事に勝った人、事業などで成功した者、力のある人の側について恩恵を受ける。
自分一人で戦うより、もうすでに勝ってる馬に乗ったほうが楽ちんやもしれへんけど、ちょっと飛びつきすぎると周りからどう思われるかは要注意やな。
「勝ち馬に乗る」の解説
「勝ち馬に乗る」っていう表現は、誰が成功してるか、誰が有利な立場にいるかを見て、その人の側につくっていう意味だよ。
具体的に言うと、競争や試合で勝った人、または仕事や学校ですごく上手くいっている人、みんなから人気のある人について、その人がうまくいくから自分もうまくいくかもしれないと思って一緒になるということだよ。
「勝ち馬」っていうのは、競馬で一番になる馬のことだよ。だから「勝ち馬に乗る」っていうのは、その勝つ馬に乗って一緒に勝つっていう意味になるんだ。
だから、「勝ち馬に乗る」人は、どの人がうまくいきそうかをすぐに見分けることができる特別な目を持ってる人っていう意味もあるんだよ。でも、そういう人はいつも自分の利益ばかり考えているとも言えるから、少し注意が必要かもね。
「勝ち馬に乗る」の使い方
「勝ち馬に乗る」の例文
- 多くの成功者は、勝ち馬に乗って成功したのであり、会社を一から興して成功した人は少ない。
- 僕は就職活動をして、五社から内定をもらったが、その中から、勝ち馬に乗れそうな会社を選んだ。
- 僕は、勝ち馬に乗ることで、同僚のだれよりも早く出世をすることができた。
- 勝ち馬に乗って、ここまで順調に出世してきたが、私の所属する派閥の部長が社長候補から外れたことにより、私の出世もここまでである。
- 票が集まりそうな党から出馬することで、勝ち馬に乗り初当選を果たしたのだった。
つまり、自分もその成功に便乗しようとする行動を指すんだ。