【慣用句】
買って出る
【読み方】
かってでる
【意味】
自分から進んで物事を引き受ける。
【語源・由来】
「花札」から出た言葉。
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「買って出る」の使い方

私、生徒会役員に立候補することになったの。

へえ。ともこちゃんなら大丈夫でしょう。でも、生徒会に興味なんかあったっけ?

興味はなかったわ。でも、各クラスから立候補者を決めないといけないのに、誰も手を挙げないから、私が買って出たのよ。

なるほど。違うクラスだけど、陰ながら応援するよ。
「買って出る」の例文
- だれも手を挙げないし、なかなか会議が終わりそうにないので、その部の部長を買って出た。
- 「もう中学生なんだから、家の中の力仕事を買って出たらどうだい。」とおじいちゃんに言われた。
- 思いもかけず、強そうな男が二人も助太刀を買って出てくれたおかげで、喧嘩に勝つことができた。
- みんなお姫様の役をやりたがったので、私は意地悪魔女の役を買って出たが、これがおもしろくて演劇にはまってしまうきっかけとなった。
- 彼は慎重で、決断には迷う風だったが、それを、かたわらで聞いていた彼女は、すすんでその役を買って出た。