「気で気を病む」の意味
【慣用句】
気で気を病む
【読み方】
きできをやむ
【意味】
必要のない心配をして、自分で自分を苦しめる。
「気で気を病む」という表現は、無用な心配をして、自分自身を苦しめてしまう状況を表しているんだよ。
つまり、「自分で自分を悩ませる」や「必要ない心配をして自分を困らせる」ってことやな。
心配性の人が、余計なことまで気にしてしまって自分を追い詰める様子を表す言葉なんやな。
【スポンサーリンク】
「気で気を病む」の解説
カンタン!解説
「気で気を病む」っていう表現は、本当はそんなに心配することもないのに、自分で自分を余計に心配させてしまって、自分自身を悩ませてしまうことを言うんだよ。
たとえばね、テストの結果が返ってくる前に、「もし悪かったらどうしよう」「もしかして、全然点数取れなかったかも」と思い悩んでしまうようなことが「気で気を病む」っていう状態だよ。結果が出るまで分からないことについて、自分で自分を余計に心配させてしまうんだ。
「気」っていうのは心や気持ちを表していて、「病む」っていうのは悩む、苦しむという意味だよ。だから、「気で気を病む」っていうのは、自分自身が自分の心を苦しめてしまう、という意味になるんだね。
これは、余計な心配をせずに、自分自身を大切に扱うことの大切さを教えてくれる言葉だよ。
「気で気を病む」の使い方
僕のおじいちゃんは、気で気を病んでいて、まだおこってもいないことを心配して、胃が痛いって苦しんでいるんだ。
ああ、気で気を病む典型的な例ね。
健太の未来は、どうなるんだ。心配だ。健太が大きくなるまで見守りたいが、生きていていられるのかっていつも言っているよ。
それは、健太くんがしっかりしておじいちゃんを安心させてあげるべきだと思うわ。
【スポンサーリンク】
「気で気を病む」の例文
- 彼は、家の外は危険でいっぱいだと心配していて、家から出ないので気で気を病んでいる。
- 彼女は、この野菜は安全なのか、この果物は大丈夫かと気にしすぎて、気で気を病んでいる。
- 彼は、1999年には地球は滅びるという予言を気にしすぎて、気で気を病んでいたが、2000年になった頃からとても元気になった。
- 彼女は神経質で、気で気を病んでいたが、pm2.5の大気汚染のニュースを聞いて、気にしても回避しようがないと吹っ切れた様子だった。
- 彼女は息子の未来を案じて、気で気を病んでいたが、かわいい子には旅をさせろという言葉をしり、心配することをやめた。