「旗鼓相当たる」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
旗鼓相当たる
「鼓旗相当たる」ともいう。
【読み方】きこあいあたる
【意味】
両者の力が互角であること。
「旗鼓」は、戦場で指揮や合図のために用いる旗と太鼓。転じて軍隊の意。
ああ、それはつまり、二つのチームやグループが、どちらも同じくらいの実力でぶつかり合ってるってことか。
一方が圧倒的に強いわけじゃなくて、まあまあ対等やな。ちょうど、プロレスのタッグマッチで、タッグパートナーが同じくらいの実力やと盛り上がるやん、そんな感じかな?
【語源・由来】
戦場で敵味方の軍が相対する意から。
【出典】
「後漢書」
光武帝が隗囂に宛てた手紙の中のことば。
【類義語】
・旗鼓の間に相見ゆ
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「旗鼓相当たる」の解説
カンタン!解説
「旗鼓相当たる」という言葉は、戦場のことをイメージして作られた言葉なんだ。具体的には、二つの軍隊が接近して戦うシーンを思い浮かべてみて。この言葉は、両方の軍隊、つまり対立する二つのグループや人が、力や実力がほぼ同じで、互角に戦っている状態を指すんだよ。
「鼓旗」というのは、戦場で指示を出すためや、兵士たちを励ますために使われる太鼓や旗のこと。だから、「旗鼓相当たる」っていうのは、両方とも全力を出して、力を出し合っている状態を示しているんだね。
簡単に言うと、二つのグループや人が、同じくらいの力で争っている、ってことだよ。例えば、スポーツの試合で、どちらのチームもすごく強くて、どちらが勝つかわからないような時にこの言葉を使うことができるんだ。
「旗鼓相当たる」の使い方
次の試合は勝てそうなの?
旗鼓相当たるからわからないね。
おもしろい戦いになりそうね。
先に集中力が切れた方が負けだね。
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「旗鼓相当たる」の例文
- どちらが勝ってもおかしくない。旗鼓相当たるだ。
- 両者とも優勝候補で旗鼓相当たるなので、勝敗は予想がつかない。
- 勢力伯仲、旗鼓相当たるなので、優劣がつけにくい。
- 彼らは背格好もそっくりで能力も旗鼓相当たるから、どっちを選んでも同じだ。
- 旗鼓相当たるから、戦うと結果が出るまでに時間がかかりそうだ。
それも、その二つが力の面でほぼ同じ、つまり互角であるという意味が込められているよ。