「肝が潰れる」の意味(類義語)
【慣用句】
肝が潰れる
【読み方】
きもがつぶれる
【意味】
非常に驚く。「肝」は、ここでは心・気力の意味。
つまり、「すごくびっくりする」って意味やな。まあ、肝が潰れるって言うからには、相当驚かせられる出来事やな。
これは、すごいニュースを聞いたときとかに使うんやろな。
【類義語】
・肝を潰す(きもをつぶす)
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「肝が潰れる」の解説
カンタン!解説
「肝が潰れる」っていう表現は、とっても驚いたり、びっくりしたりするときに使うんだよ。
「肝」っていうのは、人間の体の一部である肝臓のことを指すんだけど、日本の昔の人々は「肝」が勇気や元気、精神力の源だと考えていたんだ。
だから、「肝が潰れる」というと、「驚きすぎて勇気や元気がなくなっちゃった」みたいな意味になるんだよ。つまり、とてもびっくりした、ということを表しているんだね。
「肝が潰れる」の使い方
健太くん。何しているの?
うわあああ!・・・ああ、ともこちゃんかあ。こんな暗闇で、そんな真っ白の服を着たともこちゃんに声を掛けられたら、おばけかと思って肝が潰れてしまったよ。
おばけだなんて失礼ね。こんなかわいいおばけがいるはずないじゃないの。
そ、そうだね。
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「肝が潰れる」の例文
- 先月死んでしまった最愛の妻にそっくりの人に会ったので、一瞬、肝が潰れてしまった。
- 隣のビルに飛び移るという、犯人の大胆な行動に、追っていた警察は肝が潰れたのだった。
- 父は、手紙を読んだとたん、ぺたりと床に腰を落として、しばらく声も出ないほど肝が潰れたようだった。
- 私は、彼の言葉に肝が潰れて度を失い、方向の観念を完全になくしてしまい、壁に寄りかかろうとしたのだが、そこに壁はなくよろめいてしまった。
- いつもの日課であるランニングをしていたら、湖に何かが浮かんでいたので、近寄ってみたら人だったから肝が潰れました。
これは、とても驚く、あるいはびっくりする、という意味があるんだ。