「黄色い声」の意味
【慣用句】
黄色い声
【読み方】
きいろいこえ
【意味】
女性や子供のかん高い声。きいきい声。
「黄色い声」という表現は、女性や子供のような高い音域の声を指すんだよ。
つまり、「かん高い声」ってことやな。女の子や子どもがキャッキャって騒ぐ声みたいなもんやな。
これは、声の高さや明るさをイメージしてるんやな。
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「黄色い声」の解説
カンタン!解説
「黄色い声」っていう言葉は、女の子や子供のように高い声のことを指すんだよ。なんで「黄色」が使われているのかっていうと、いくつか説があるんだよ。
1つ目の説は、お経の音程から来たというもの。昔のお経は音程の高低がはっきりしていて、高い音には黄色の印、低い音には赤の印をつけていたんだって。それから「高い声=黄色い声」という表現が生まれたのかもしれないんだ。
2つ目の説は、江戸時代の流行から来たというもの。その頃、声の特徴を色で表現することが流行っていて、その中で「黄色い声」という言葉が生まれたんだって。それが現在に残り、「黄色い声」として使われるようになったんだ。
最後の説は、黄色のイメージから来てるっていう話だよ。「嘴が黄色い」ということわざがあるように、黄色はひな鳥を表していて、子供のイメージがあるんだよね。だから、「子供の声=黄色い声」ってなったんじゃないかっていう話。また、黄色は警告色としてよく使われるから、高い声=注意を引く、という意味で「黄色い声」って言うようになったんだって。
「黄色い声」の使い方
昨日、野球の試合をテレビで見ていたら、とても格好いい投手がいたんだけど、名前を呼ばれてマウンドに出てきた瞬間、ものすごい、悲鳴のような黄色い声が上がったんだ。
ああ、あの人はすごい人気よね。野球選手で実力もあるのに、アイドルのように格好いいって。
あれだけ何でもできる人が同性にいると悔しさを通り越して悲しくなるよね。
そんな、気にすることないわよ。健太くんの良さを分かってくれる人が必ず現れるって。
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「黄色い声」の例文
- アイドルがテレビ局から出てくると、出口で待っていた少女たちは、黄色い声を上げた。
- コンサートの演奏が始まり、会場の前の方で高校生位の女の子たちの黄色い声が上がった。
- 坊ちゃんは姿形が美しいから、坊ちゃんが道を通るだけで、女子生徒は黄色い声を上げることだろうよ。
- 女子高生の集団が、きゃっきゃと黄色い声をあげながら通り過ぎて行った。
- 彼は格好良すぎて、女子生徒たちが黄色い声を上げることすらができないで、見とれてしまう位である。