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【肝を冷やす】の意味と使い方や例文(慣用句)

肝を冷やす

「肝を冷やす」の意味

意味

【慣用句】
肝を冷やす

【読み方】
きもをひやす

【意味】
危険を感じてぞっとする。ひやっとする。

ことわざ博士
「肝を冷やす」という表現は、驚いたり恐れたりして、心底ぞっとする、という意味があるんだよ。
助手ねこ
つまり、「ビックリして、身がすくむ」ってことやな。

恐怖で体が冷えてくるような感じ。ゾンビ映画見てるときとかに良くなる感じやな。

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「肝を冷やす」の解説

カンタン!解説
解説

「肝を冷やす」っていう表現は、怖い経験をして、ドキッとする、あるいはヒヤッとするという意味なんだよ。

ここで言う「肝」は、「心」や「勇気」を象徴する言葉で、「冷やす」は、驚きや恐怖で心が冷える、つまりはヒヤッとすることを表しているんだ。

例えば、自転車で坂を下っている時にブレーキが効かなくなったとき、それはすごく怖い瞬間だよね。そんな時、心が冷えてヒヤッとする感じ、それがまさに「肝を冷やす」っていう状況なんだよ。事故にならなくて良かったけど、その時は本当に肝を冷やした、っていう風に使うんだね。

「肝を冷やす」の使い方

ともこ
昨日、駅にいるときに貧血を起こして、よろけてプラットホームから転落しそうになって、肝を冷やしたのよ。
健太
それは怖い思いをしたね。
ともこ
そうなの。後ろに並んでいた人が、私の異変に気付いて腕をつかんでくれたの。そうじゃなかったら、私、電車にひかれていたわ。
健太
親切な人がそばにいてよかったねえ。
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「肝を冷やす」の例文

例文
  1. 静かに戸を押すと、音をたてて、すこし開いたので、彼は、さらに用心深く押しつづけ、戸が音をたてるたびに中の人に気づかれないか肝を冷やした。
  2. ぼんやり自転車に乗っていたら、危なく電柱に追突しそうになって肝を冷やした。
  3. 目の前で、犬が赤ちゃんに飛び掛かったので肝を冷やしたが、その犬は赤ちゃんが好きなだけで襲い掛かったわけではなかったようだ。
  4. 管制塔の指示ミスで、飛行機が異常接近してしまい、一同、肝を冷やしたのだった。
  5. サーカスで、綱渡りをしているピエロがバランスを崩し、肝を冷やしたが、そういうパフォーマンスだったようだ。