「金谷の酒数」の意味(出典)
【ことわざ】
金谷の酒数
【読み方】
きんこくのしゅすう
【意味】
中国、晋の石崇が洛陽の西北の渓谷、金谷に別荘の金谷園を設けて詩宴を催し詩の作れない者には罰として三斗の酒を飲ませたという故事。
あー、それって、友達と酒を飲んでる時に、ゲームで負けたら罰ゲームとして酒を飲む、みたいなことを言うんやな。
そんな楽しい時間に、ちょっとした遊び心で酒を増やすみたいな感じやね。わかるわ、そういうの楽しいもんな。
【出典】
「李白」の文「春夜桃李の園に宴するの序」
【スポンサーリンク】
「金谷の酒数」の解説
カンタン!解説
「金谷の酒数」という言葉は、みんなで楽しんでいるときに、ちょっとした遊びやゲームの罰として、酒を飲ませることを意味しているんだよ。
昔々、中国の東晋王朝の時代、ある有名な人・石崇っていう人がいてね、彼の持っていたきれいな別荘「金谷園」で、お酒の宴をやったことがあるんだ。その時、詩を作ることができなかった人たちには、罰としてお酒を3杯飲むことを強制されたんだって。この話が、石崇が書いた「金谷園の詩序」という文章に書かれているよ。
だから、この言葉は、みんなでわいわい楽しんでる時に、ちょっとした遊びの罰としてお酒を飲ませることを表しているんだよ。
「金谷の酒数」の使い方
詩を作れないからって酒を飲ますのはアルハラだよ。
金谷の酒数はアルハラで訴えられて即アウトね。
絶対に何人か亡くなっていると思うんだけど。
李白の時代は許されたんでしょうね。
【スポンサーリンク】
「金谷の酒数」の例文
- 金谷の酒数のように、短歌を読めないとせんぶり茶を一気飲みさせられる。
- 即興で詩を作ることができないものは、トウガラシエキス入りの水を飲まされる。現代版金谷の酒数だ。
- 金谷の酒数を再現すると警察沙汰になるのでやらない。
- 詩はハードルが高いので、しりとりで負けたものに金谷の酒数のように罰を科す。
- 金谷の酒数は酒だが、オレンジジュースなら参加してもいい。
まるで、楽しい席のささやかなペナルティとして使われることが多いんだ。