「驥足を展ぶ」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
驥足を展ぶ
「驥足を展ばす」ともいう。
【読み方】
きそくをのぶ
【意味】
優秀な者が才能をさらに発揮することのたとえ。
「驥」は、一日に千里を走るといわれる駿馬。「驥足」は、駿馬のすぐれた脚力の意。転じて、すぐれた才能のこと。
ええと、つまり、1つめは「すごい才能のある人が、それを思いっきり見せる」ってことやな。
2つめは「好きなように動いて、気の向くままにする」ってことか。ある意味、どっちも自分の力や自由を全開にする感じやな。うんうん、わかったわかった!
【語源・由来】
名馬が全力で走る意から。
【出典】
「十八史略」
【スポンサーリンク】
「驥足を展ぶ」の解説
カンタン!解説
「驥足を展ぶ」っていう言葉は、昔の有名な話「蜀志」から来てるんだよ。この言葉は、大きく分けて2つの意味があるんだ。
1つ目の意味は、本当にすごい才能を持っている人が、そのすごい力や能力を全部出し切って見せること。例えば、サッカー選手でいつもは普通にプレイしてるけど、ある試合でめちゃくちゃすごいプレイを見せるみたいな感じだね。
2つ目の意味は、自分の思ったとおりに行動すること。他の人の意見を気にせず、自分のやりたいようにやるってこと。例えば、友達と出かける約束をしてたけど、自分が急に他のことをしたくなってそのまま他の場所に行ってしまう、みたいな感じだね。
この言葉を使うときは、どっちの意味で使ってるのか、状況や文脈をよく見て判断するといいよ!
「驥足を展ぶ」の使い方
お妃さまの外交の場が増えて、まさに驥足を展ぶね。
それが本職だったもんね。
これからお出ましになる機会が増えてますます驥足を展ぶでしょうね。
働く女性の希望の星だね。
【スポンサーリンク】
「驥足を展ぶ」の例文
- 良い師に会うことで驥足を展ぶということが往々にしてある。逆に良い師に会えないで才能をつぶすこともある。
- ふさわしい機会が与えられることで驥足を展ぶ。
- 彼の才能を狭い世界にとどめておくのはもったいない。世界に羽ばたき驥足を展ぶ方が彼と世界のためだ。
- 公立の学校ではギフテッドの才能はのばせない。驥足を展ぶために私立を選ぶ。
- 人の上に立つ者が適材適所を心がければ、驥足を展ぶことになる。
1つ目は、優れた能力や素質を持っている人が、その才能を全開で発揮すること。2つ目は、自由自在に、思いのままに行動することを指すんだ。