「気を取り直す」の意味
【慣用句】
気を取り直す
【読み方】
きをとりなおす
【意味】
気落ちした状態から、思い直して元気を出す。
つまり、「元気を取り戻す」ってことやな。一度落ち込んだけど、それを乗り越えてまた元気になることやな。
これは、人生上がったり下がったりするけど、どんなに落ち込んでもまた元気になることが大切やな。
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「気を取り直す」の解説
カンタン!解説
「気を取り直す」っていうのは、ちょっとへこんだり、元気がなくなったりした時に、自分の気持ちを元に戻す、元気になるっていう意味だよ。
「気」っていうのは、「気持ち」や「心の状態」、「取り直す」っていうのは、「もう一度取る」や「元の状態に戻す」という意味があるんだ。
例えばね、試験で悪い結果が出てしまって、落ち込んでしまった時に、自分を励まして「次は頑張ろう!」って気持ちを元に戻す、そんな時に「気を取り直す」って言うんだよ。だから、ちょっとつまづいても、自分の気持ちを元に戻して、また元気に頑張ろうっていう意味があるんだよ。
「気を取り直す」の使い方
前回のテストは、苦手なところが出て点数が悪かったから落ち込んだけど、気を取り直して頑張って、今回のテストでは満点を取ったの。
ともこちゃんは、あきらめずにがんばるから偉いよね。
健太くんも気を取り直してあきらめずに、がんばればいいのよ。
毎回テストの点数が一桁だと、どうしてもあきらめてしまうよね。
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「気を取り直す」の例文
- 台風の直撃で、ビニルハウスに甚大な被害を受けて放心状態だった彼が、気を取り直して復興作業を始めた。
- 高跳びの競技に出場し、一回目と二回目は失敗したが、気を取り直し、ケセラセラの気持ちで飛んだら成功した。
- 先生が処方した薬は全然効かないと患者に怒鳴られたが、溜息をつき、それから気を取り直して新しい患者を呼んだ。
- 彼は、ちょっと落胆した表情を浮かべたが、そののち、気を取り直したように彼はつづけた。
- 僕の理解できない言葉で行われている二人の争いを呆れながらぼんやり眺めていたが、気を取り直して仲裁に入ることにした。
つまり、挫折や失敗から立ち直り、再び前向きに行動するようになる様子を表現しているんだ。