【慣用句】
気を吐く
【読み方】
きをはく
【意味】
意気込みを示す。威勢のよいことを示す。
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「気を吐く」の使い方

あそこの足袋屋さんは、同業者がどんどん廃業していく中で、一人気を吐いているね。

他の会社にはない繊維の特許を持っているらしいわよ。

へえ。その繊維は足袋以外にも使えるの?

そうなのよ。幅広く使える丈夫で柔軟な素材らしくて、いろんな繊維メーカーから注文が来るから衰退産業なのに気を吐いているらしいわ。
「気を吐く」の例文
- 店長は、自分が本社に戻るために業績を上げようと大いに気を吐いた。
- 今回の大会では、多くの選手が不振のなかで、健太くんは大活躍で、一人気を吐いた。
- 彼は作家として、百二十編あまりの作品を書き、有名な賞を受賞しているが、映画にも手を出していて映画界でも気を吐いているようだ。
- 三人いる息子のうち二人は、姉にまったく頭が上がらないし、私も妻には頭が上がらないが、うちの男どもの中では、一人末息子が気を吐いてますよ。
- 大多数の国民は、貧困のどん底にあえいでいたなかにあって、一人万丈の気を吐いていたのは、あの会社だった。