「傷持つ足の下り坂」の意味
【ことわざ】
傷持つ足の下り坂
【読み方】
きずもつあしのくだりざか
【意味】
やましいことがある者はただでさえおびえて逃げ腰なのに、状況が悪化すると逃げ出すということ。
「傷持つ足の下り坂」ということわざは、何かやましいことがある人が、もともと逃げたくなる気持ちがあるのに、さらに状況が悪くなるとすぐに逃げ出す、という意味を持っているんだよ。
あー、それはつまり、もともと何か悪いことしてる人が、ちょっと状況がきつくなると、すぐに「あかん!」って思って逃げ出すってことやな。
やましいことがあると、ちょっとしたことでビビるんやな。なるほどな~。
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「傷持つ足の下り坂」の解説
カンタン!解説
「傷持つ足の下り坂」っていう表現は、簡単に言うと、すでに悪いことをしてる人が、ちょっとでも事態が悪くなると、すぐに逃げようとすることを言ってるんだよ。
例えばね、友達のお菓子をこっそり取ってしまった子が、それがバレそうになるとすぐに隠れたり、逃げ出したりするのを想像してみて。
そういう、やましい気持ちがあるから、ちょっとでも怖いことが起こると、すぐに逃げ出したくなるんだよね。それを、このことわざで伝えてるんだ。
「傷持つ足の下り坂」の使い方
闇バイトに手を出す人が多いらしいね。
傷持つ足の下り坂で、直前になって逃げ出す人はいないのかしら。
何もかも押さえられて、逃げたら脅されるんじゃないかな。
生きるも地獄死ぬも地獄ね。闇バイト。ダメ、絶対。
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「傷持つ足の下り坂」の例文
- 前科者は誘わない。傷持つ足の下り坂で逃げ出す可能性がある。
- パトカーを見ただけで物陰に隠れるような奴は、傷持つ足の下り坂だから任務を任せられない。
- やましい所があるのは知っていたが、傷持つ足の下り坂で脱兎の如く逃げられた。
- 傷持つ足の下り坂の人ほど挙動不審なので、職務質問されやすい。
- 脛に疵持てば茅原走らぬというが、何らかの事情で表に出ざるを得ない場合も傷持つ足の下り坂で逃げ出す。